チェルシー対アーセナル レビュー【16-17プレミア24節】

プレミアリーグ

2017/2/4 プレミア24節
チェルシー 3ー1 アーセナル
13分 アロンソ
53分 アザール
85分 セスク
90分 ジルー


チェルシーはほぼお決まりの布陣。
ウィリアンではなくペドロをチョイス。
一方のアーセナルは、ジルーをベンチにして、
サンチェスをトップに起用。
ラムジーが負傷離脱したボランチにはチェンバレンを起用。

アーセナルは絶対勝たなければいけない試合、
前から積極的なプレスをかけて、優勢に進めようと試みる。
それに対してチェルシーも、パスとドリブルをうまく使い分けて、攻撃を試みる。

12分、ペドロが右サイドからクロス。
CBが引きつけられたことで、ジエゴ・コスタベジェリンが競る形となり、ジエゴ・コスタがヘディングでバー直撃のシュート。
高く浮き上がったボールを今度はアロンソがヘディングで押し込みゴール。チェルシー先制!

アロンソと競り合ったベジェリンは顎に肘が入り、そのまま落下。一時的に意識が朦朧とした状態になり、やむなくガブリエルと交代。

守備でも攻撃でも多大なる貢献ができるベジェリンが大事な一戦の15分で離脱したことは、アーセナルにとって非常に苦しい展開。

先制したチェルシーはホームでの声援を受け、積極的に攻勢に出て、キレキレのアザールを中心にアーセナルゴールに襲いかかる。

追いつきたいアーセナルであるが、
要塞を築くチェルシーを崩すことができず。

チェルシーはマイボールになると前線3人を中心に高精度なカウンターを繰り出し、行き詰まっても今度は両サイドを幅広く使ってクロスでチャンスを作る。
前線に高さのないアーセナルは、サイドから攻める場面があるものの、クロスはゴールにつながる可能性が乏しく、突破口を開けない。

37分、コーナーキックの流れから、チェンバレンが中央PA前でタイミングをずらしてゴール前にクロス。フリーでガブリエルがヘディングするも、これはクルトゥワに止められる。

チェルシーは首位を走るチームらしく、うまく守りながらも、質の高いプレーで攻撃でもチャンスを作り、リードして前半を折り返す。

後半、早い時間に追いつきたいアーセナルであるが、
前半同様、なかなかチャンスは作れず。

52分、ハーフウェーライン近くでジエゴ・コスタが落としたボールをアザールがドリブルし、
コクランを交わし、そのままゴール前へ。
コシェルニームスタフィが対峙するが、
アザールが巧みなステップでボールを取らせず、
わずかにコースが生まれた瞬間に冷静なシュートで、チェルシー2点目!

勝利のためには3点が必要となったアーセナルであるが、状況は変わらずシュートまで持っていけない展開が続く。

64分、コクランに代えてジルーを投入。
イウォビをボランチに下げ、攻撃的な布陣で逆転を狙う。

さらに68分、ウォルコットに代えてウェルベックを投入。

ジルーのポストやウェルベックがスピードで競り勝つ場面が出てくるものの、ゴールは奪えず。

そのまま経過し85分、チェフがキックミスしたボールが、交代で入った直後のセスクに渡り、セスクは落ち着いてゴールに入れる。チェルシー3点目

90分、モンレアルのピンポイントクロスにジルーが合わせて、アーセナルが1点返す。

しかし、アーセナルの反撃もここまで。チェルシーが危なげなく勝利を掴む。

チェルシーは、コンディションも安定していて、同じメンバーで戦うことでますます成熟して洗練されており、勝ち点を落とす気配が無い。
もともとのチーム力は異なるものの、昨シーズンのレスターと同じである。やはり、一度自分たちの強みを確立してやり続けることができれば強い。

アーセナルは、2点取られた時点で即座にジルーウェルベックを投入して、流れを変えることを試みるべきだったのでは。

そもそも、チェルシー相手にスピードを生かせるスペースがあまり無いのは予想できたはずなので、
ウォルコットではなくウェルベックをスタメン起用して、高さも使える布陣にすべきだったのではないか。
試合前の予想スタメン記事はこちら

また、右SBでこのところ出場機会のあるガブリエルであるが、やはり本来はCBの選手であるために、攻撃での貢献度が低く、相手にまったく脅威を与えられない。
緊急事態や格下相手の時はありかもしれないが、本来はやはり本職の右SBの控えが必要である。
満足のいく控えがいない状態であれば、冬に補強しておくべきだったのではないか。

ここぞという大一番で本来の力を発揮することができないアーセナル
エジルサンチェスという絶対的選手に対しても檄をとばすことのできるベテラン選手が中盤にいないことも一つの原因かもしれない。

これでアーセナルはリーグ制覇がかなり厳しい状況。
CLストレートインの3位以内の死守はもちろんのこと、
CLベスト4、FAカップ制覇くらいしないと、
来シーズンの陣容がかなり心配になる。
ヴェンゲル退任、エジルサンチェスの放出、という最悪のシナリオは絶対に避けなければいけない。

まだシーズンは終わったわけではない。
最後までアーセナルを応援し続けよう!

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