エウシーニョ復帰!川崎F 対 広島 現地観戦レビュー【2017J1第15節】

Jリーグ

試合結果

2017/06/17 J1 第15節
川崎F 1-0 広島
56分 阿部

スターティングメンバー

川崎F対広島

川崎Fは、エウシーニョが長期離脱から復帰して、今季初スタメン。大島も復帰。

試合経過

序盤は広島のペース。青山がボールを散らし、アンデルソン・ロペスがバイタルエリアでボールを受け起点となり、右サイドのミキッチのクロスなどから攻撃を繰り出す。川崎Fも徐々にボールを保持するようになるが、堅い守備ブロックを築く広島を崩すことができず、チャンスを作れない。前半はスコアレスで折り返す。

後半、川崎F小林をトップ、阿部を左にして、車屋を絡めながら左サイドを起点に攻めることでチャンスを作り始める。迎えた56分、ネットの縦パスをエウシーニョが中央で落とすと、阿部が左足で放ったグラウンダーの強烈なシュートがゴール左隅に吸い込まれて、川崎Fが先制する。

川崎Fが先制後、広島が攻勢に出る。川崎Fは守備に意識を置き、奈良を投入して3バックに変更して守りを固めるものの、広島はクロスやセットプレイからゴールに迫る。クロスバーに当たるシュートなどがあるものの、川崎Fが何とか守りきり、1点差で勝利をつかんだ。

復帰したエウシーニョの今後の起用法は?

待望の復帰となったエウシーニョ2列目右をスタートポジションにし、流れの中でトップの位置に入ったりしたが、少し窮屈そうに見えた。まだまだコンディションが上がっていない部分もあるのかもしれないが、やはりベストポジションはSBかWBではないだろうか。オーバーラップしてPAまで入り込むようなプレーが持ち味のはずであり、始めから前線にいて足元でボールを受けるプレーではその魅力は半減してしまうように思える。

この試合は外国人枠の関係でベンチ外となったハイネルも含め、2列目は多くの選択肢がある中、今後のエウシーニョの起用法に注目したい。

引いた相手を崩す形を模索し続ける

ボールを回して崩すスタイルが定着している川崎Fに対して、対戦相手は引いて守り、縦パスを入れさせないことで川崎Fの攻撃を防ぐ試合が多くなってきている。さらに大島の存在が非常に重要であり、絶妙なポジションでボールを受けながら、鋭い縦パスを入れたり、ネット憲剛との連携で崩すことが川崎Fの生命線になっている。大島が復帰したこの試合であったが、バイタルエリアをがちがちに守る広島に対して中央を崩すことができず苦戦。好調の阿部をトップに起用して流動的な動きから崩す形が多い今季の川崎Fであったが、この日はその形があまり機能せず。後半は、小林をトップにして、もう少し中央に張ってポストを受けることで、攻撃の形ができ始めた。

もともと、トップと2列目の選手が試合の中で流動的にポジションチェンジするが、相手の守り方や状況に応じて効果的なポジショニングをすることがより求められるだろう。そして、いまだフィットしていない家長の効果的な起用法など、より多くのパターンを確立していくことが、絶対的な攻撃力を発揮するために必要である。守備は安定している今シーズンは、引いた相手を崩せるかどうかが、優勝争いに向けて重要となるだろう。

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