上位対決!G大阪 対 川崎F レビュー【2017J1第16節】

Jリーグ

試合結果

2017/06/25 J1第16節
G大阪 1-1 川崎F
52分 中村
67分 長沢

スターティングメンバー

G大阪対川崎F

フロンターレは前節と同じスタメンながら、エウシーニョを右SBにし、登里を2列目左で起用。

試合経過

前半、フロンターレはダイレクトパスを中心にボールを支配。左サイドの登里車屋が高い位置をキープし、起点を作る。
ガンバ堂安を中心に縦に速い攻撃を仕掛ける。

43分、堂安がPA内でキープすると、PA外中央の倉田にパス。倉田はダイレクトで狙うもこれはゴールを外れる。

前半はスコアレスで折り返す。

52分、エウシーニョが右からアーリークロス気味にグラウンダーの速いボールを入れると、ボールは逆サイドに流れて登里へ。登里はダイレクトで折り返し、右から憲剛がダイレクトで打ったシュートはファビオに当たり、ゴールへ吸い込まれる。フロンターレ先制!

57分、車屋がマイナスに折り返したボールを阿部がダイレクトでシュート。これは左に外れる。
63分、堂安遠藤に代わり、アデミウソン藤本を投入。今野井出口がダブルボランチの4-4-2に変更。

交代により流れが変わり、アデミウソン藤本井手口を中心に、ガンバが主導権を握る。

67分、スローインの流れから井出口が左からフリーでクロスをあげると、中央にいた長沢がヘディングで合わせて、ガンバ同点!

70分、小林のシュートはわずかにバーの上を超える。
71分、憲剛登里に代えて、家長長谷川を投入。小林がトップ、左に長谷川、中央に家長、右に阿部の布陣に変更。

ガンバは井出口が縦横無尽に動き、起点を作る。

85分、大島から右のエウシーニョに展開。エウシーニョがオーバーラップしてグラウンダーのクロスをあげると、中で小林がダイレクトで合わせて逸らすも、ゴールを外れる。
87分、長沢に代わり、赤崎を投入。
89分、阿部に代わり、三好を投入。
94分、ガンバがカウンターでアデミウソンがゴール前まで持ち込むも、谷口がシュートブロックし、そのまま試合終了。

上位対決は1対1の引き分けに終わる。

フロンターレが主導権を握るも、ガンバが交代により巻き返す

雨が降り湿度が高い中、両チームともに運動量多く、激しい試合となった。両チームともにボールテクニックが優れる中、フロンターレがボールを支配しつつも、ガンバも縦に早い攻撃でチャンスを狙った。前半は両チームともに一定のシュートを放つも、決定的なチャンスは作れず、スコアレスで折り返した。

後半に入ると、ガンバが攻勢に出て、左の藤春のオーバーラップなどでチャンスを作り始める。しかし、フロンターレがチャンスをものにして、流れを変える。ガンバが同点を狙って攻勢に出るものの、フロンターレがうまくブロックし、そのまま試合の主導権を握るかと思われた。
オランダ移籍前ラストマッチでこの試合の起点になっていた堂安とベテランの遠藤を下げる思い切った2枚替えで流れを代えようと試みるガンバ。これがすぐに的中。藤本とアデミウソンが起点となり、ボランチに移った井手口が息を吹き返し、一気に主導権を奪い返したガンバが同点に追いつく。

その後、フロンターレも2枚替えで流れを取り戻そうとするも、前線の連携がスムーズでなくなり、攻撃が単調になる。両チームともにチャンスは作るものの、疲労やスリッピーなピッチの影響で、最後の決定力に欠き、上位対決は引き分けに終わる。

スムーズなボール回しが復活するも、交代で勢いを増せず

特に前半、得意のポゼッションで主導権を握ったフロンターレ。大島がオフザボール時にサイドや前線に意図的に動くことで、ネットから2列目へのパスコースを作り、2列目にボールが入れば、あとは流動的な連携からシュートまで持ち込む形ができていた。前線の選手のダイレクトのパス交換も多くみられ、フロンターレらしい形が作れていただろう。前節、エウシーニョの2列目での起用があまり効果的でなかったが、この試合はエウシーニョを右SBで起用し、登里を2列目で起用したことで、本来の前線の連携を取り戻した形となった。

先制したまでは完璧な試合展開であったと思うが、ガンバの2枚替えにより4‐4‐2にされ、井手口がボランチから積極的に飛び出す動きをし始めたことで、捕まえることができなくなった。ここで交代を含めてうまく対処できればよかったが、その流れで同点に追いつかれたのが痛かっただろう。勝ち越しを目指して、家長と長谷川を投入するも、ガンバの勢いを止めることができないまま、オープンな展開となり、憲剛がいなくなった前線はスムーズさが無くなって、単調なミドルシュートが多くなってしまった。

課題はやはり家長の起用法か

家長が途中から投入される試合が多いが、やはりまだチームにフィットしておらず、ポジショニングが周りの選手とイメージが合っていないため、周りの選手がボールを持った時の選択肢が1つ減ってしまっているように思える。これが解決しない限り、優勝争いに加わることは難しいかもしれない。また、エウシーニョの復帰によりハイネルがベンチ外となっているのが難しいところ。個人で突破できるし周りも使える貴重な選手であるが、ネットは外すことができないし、エドゥアルドも守備で貢献しているため、これらの選手の怪我やコンディション次第といったところだろうか。交代により流れを変える形を確立することができるかが、上位に食い込むカギを握るかもしれない。

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