圧巻の大逆転勝利!鳥栖 対 川崎F レビュー【2017J1第18節】

Jリーグ

試合結果

2017/07/08 J1第18節
鳥栖 2-3 川崎F
39分 原川
42分 
56分 谷口
58分 エウシーニョ
62分 小林

スターティングメンバー

鳥栖対川崎F

同じスタメンで好調をキープしていたフロンターレは、中2日の厳しい日程を考慮して、憲剛をベンチスタートとする。家長三好がスタメンに入る。

試合経過

15分、三好が中央でドリブルし、横の大島に渡すと、大島はDF2人を前にしながらミドルシュート。これはバーを越えてゴールならず。

いつも通りフロンターレがボールを支配する展開であるが、ファイナルサードでの連携が弱く、完全に崩すには至らない。小林がトップ、阿部がトップ下、家長が右にポジションチェンジするなどして、打開を図ろうとする。

39分、吉田がワンツーで抜け出すと、エウシーニョがPAギリギリのところで倒す。これがPKの判定。
このPKを原川が決めて、鳥栖先制!

42分、右サイドでこぼれたボールを福田がダイレクトでクロスをあげると、これがピンポイントでに届き、ヘディングで合わせて、鳥栖追加点!

44分、大島のスルーパスからエウシーニョがPA内右でシュートを打つも、ゴールならず。

鳥栖の2点リードで前半を折り返す。

後半開始、フロンターレ家長三好に代えて、憲剛登里を投入。好調なチームを支える11人に戻して逆転を狙う。すると、後半開始から圧倒的にフロンターレが押し込むようになる。

55分、左コーナーキックでショートコーナーから憲剛がクロスを上げると、こぼれたボールを谷口が押し込み、フロンターレ1点返す!

57分、車屋が左サイド深くまで進入すると、早いグラウンダーの折り返しに、逆サイドから詰めたエウシーニョが合わせて押し込み、フロンターレ同点!

61分、PA左から車屋が鋭いクロスを上げると、小林がDFと競りながらも頭でうまく合わせて流し込む。フロンターレ逆転!

残り15分、逆転を許した鳥栖が猛攻撃を仕掛け、完全に押し込むも、シュートはことごとくソンリョンに防がれる。

フロンターレが守りきり、大逆転で勝利を掴んだ。

過密日程の厳しいアウェイ戦を見事な逆転劇で乗り切る

中2日の過密日程を考慮して、憲剛を温存して家長をスタメン起用したこの試合。これまでの試合で途中出場した際にも、いまだフィットしきれていないように見えた家長であるが、やはりこの試合でもその状況は変わらず。トップ下や2列目右のポジショニングをとるものの、連動した動きはあまりできず。
同じくスタメン起用された三好も、左から中央に流れて、車屋のオーバーラップを促すなどの動きは見せたが、周りとイメージが合っておらず、結果的にドリブルで持ちすぎるなど、攻撃が停滞してしまった。守備でも貢献度は低く、終盤の投入によるアクセントとしての起用が適切であり、スタメン起用は難しいかもしれない。
結果的に、ボールは支配しつつも決定的なチャンスは作れないまま、微妙な判定のPKとピンポイントクロスで前半に2失点を喫した。

後半開始に憲剛と登里を投入して流れは一変。バイタルエリアでもボールを保持できるようになり、両SBも高い位置を取って、完全に押し込んでゴールに襲い掛かると、わずか6分で3点を奪い逆転に成功。メンバーを変更してからわずか16分での3得点は圧巻としか言いようがない。

その後、やはり過密日程でメンバーを固定してきた影響から、最後15分は防戦一方。奈良も投入して、ソンリョンをはじめとしたDF陣がなんとか守り切って、苦しみながらも貴重な勝ち点3をゲットした。

絶好調なチーム状況の反面、メンバー固定の懸念

3戦合計12得点の攻撃陣大暴れにより、リーグ3連勝で3位まで浮上。流動的な攻撃と前からの積極的なプレスで、攻守ともに安定。しかしその一方、同じ11人でなければ同じパフォーマンスをできない点が、今後の懸念事項である。シーズンもまだ半分残っており、ACLや天皇杯もあるため、同じ11人で戦い続けることは不可能である。さらに、メンバー固定により、疲労の蓄積から怪我のリスクもあり、怪我人発生により停滞することは、シーズン序盤の二の舞になってしまう。今後のメンバー選考と控え選手たちの奮起がカギを握るだろう。

今のところあまり遜色なく変更可能なのは、長谷川の左サイド起用と奈良のCB起用くらいか。やはり、家長のフィットが一番期待されるだろう。そして、忘れてはいけないのがハイネルの存在である。外国人枠の関係でベンチにすら入れていないが、シーズン前半に徐々にフィットし、個人での打開はもちろんのこと、周りと連携して崩せることも見せた。2列目で起用すれば、周りと連携して流動的な動きができるはずである。ネットとエウシーニョは絶対的な選手であるため、エドゥアルドを奈良に代えるなどして、ハイネルを起用する試合も今後は見てみたい。

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