ジルー復活!アーセナル 対 ベンフィカ【2017エミレーツカップ】

プレミアリーグ

試合結果

2017/07/29 エミレーツカップ
アーセナル 5-2 ベンフィカ
12分 セルヴィ
25分 ウォルコット
33分 ウォルコット
40分 サルビオ
52分 ロペスOG
64分 ジルー
71分 イウォビ

スターティングメンバー

アーセナル対ベンフィカ

試合経過

11分、ベンフィカはPA内でヘディングで落としたボールを後ろから走りこんだセルヴィが詰めて、ゴールに流し込む。ベンフィカ先制!

24分、コラシナツがPA内左ゴールラインぎりぎりでDFからボールを奪うと、中に浮き球で折り返したボールをウォルコットがダイレクトボレーで蹴り込み、アーセナル同点!

32分、コクランコラシナツとのワンツーでPA左深くに進入すると、折り返したボールにウォルコットが詰めて、アーセナル逆転!

33分 アーセナル OUT:コクラン IN:エルネニー

38分、メルテザッカーからナイルズへのパスが短くなり、苦しくなったナイルズからエルネニーへのパスをカットされると、シュートまで持ち込まれて、ベンフィカ同点。

後半開始。アーセナル OUT:ホールディング IN:チェンバース

51分、ウォルコットからの中への折り返しを相手DFがクリアしきれず、そのままゴールへ吸い込まれる。オウンゴールでアーセナル勝ち越し。

57分、右のネルソンからのクロスをジルーがポストですらしたボールを拾ったウォルコットがGKと1対1になるが、シュートはバーを大きく越える。

63分、ネルソンのクロスにジルーが足を上げてうまく合わせてゴールに押し込む。アーセナル追加点!

70分、コラシナツのマイナスのグラウンダーの折り返しをジルーが落として、イウォビがダイレクトでシュートを突き刺す。アーセナル5点目!

73分 アーセナル OUT:ジャカイウォビネルソンナイルズウォルコット
IN:ラムジーエジルチェンバレンモンレアルラカゼット

アーセナル対ベンフィカ 後半

そのまま試合終了して、アーセナルが今季ホーム初戦を勝利で飾る。
 

ジルーのポストプレー復活、左WBコラシナツの本領発揮

トップの位置に入ったジルーが久しぶりに得意のポストプレーを存分に発揮。ジルーが落としたボールをウォルコットやイウォビが拾ってシュートまでつなげる場面を多く作った。また、得意のダイレクトシュートで得点を奪っただけでなく、高さを含めて相手を引き付けることで、ゴール前で味方が使うスペースを作った。

高さでも足元でも、ジルーがダイレクトで落としたボールを周りの選手が近い位置でもらう形が機能すれば、アーセナルらしいダイレクトでスピーディーな攻撃を繰り出すことができるだろう。昨季はジルー自身のコンディションが悪く、ポストがうまくいかなかったり、周りの選手が近くにいない場面が多くみられたが、この試合のようなプレーができれば、ジルーがスタメンとして活躍し、チーム全体の攻撃が活性化する形を披露することができるだろう。

終盤にラカゼットとエジルがシャドーの位置に入ったが、ラカゼットはもう少し2トップ気味のポジションを取り、ウォルコットの得点シーンのようにジルーの周りでボールを受けてシュートまで持ち込む形ができれば、より決定力のあるラカゼットの能力を発揮することができるのではないか。今後の連携向上に期待したい。

これまで左CBでの起用が多かった新加入のコラシナツであるが、この試合は90分通して左WBでプレーすると、その能力を存分に発揮。タイミングの良いオーバーラップと状況に応じた精度の高いクロスで、何度もチャンスに絡んだ。守備でも体を張ったプレーでボール奪取する場面も。懸念だった左サイドがかなり安定するだろう。

いまだに揃わない3CBの並び。ネルソンは好アピール

ムスタフィやホールディングが遅れてのプレシーズン合流となり、ガブリエルが故障中、コシェルニーやメルテザッカーは限定的な出場という厳しいCBの台所事情。これまでのプレシーズンマッチでは、エルネニーやナイルズのCB起用という暫定布陣が続き、開幕まで2週間となったにも関わらず、不安を抱える守備陣。この試合も、ナイルズが左CBに入り、合流したばかりのホールディングが右CBという布陣で、中央でスピードに振り切られる場面や、CBの横のスペースをうまく使われる場面が目立ち、守備の脆さを露呈した。

3CBの主力として、コシェルニームスタフィホールディング(モンレアル)が揃い、両WBもチェンバレンコラシナツらの主力を起用した状態でどこまで機能するかを全くテストできていないのは、懸念事項である。昨季終盤と同じフォーメーションであるとはいえ、守備面での戦術の浸透度、ビルドアップ時の動きなど、まだまだ向上が必要な部分が多くあるだろう。コンディションを上げて徐々にチーム戦術を浸透させていく中で、シーズン序盤に勝ち点をしっかりと積み重ねられるかがポイントとなる。

ベンフィカ相手にスタメンで右WB起用となったネルソンは、特に攻撃面でアピールに成功。スピードを活かしたドリブルで再三右サイドを突破し、精度の高いクロスをジルーにあげる場面もしばしばあり、トップレベルでも一定のパフォーマンスを見せられる可能性を見せつけた。運動量や守備面での高い貢献も求められるWBのポジションであり、チェンバレンやベジェリンもいる中で出場機会を得ることは難しいかもしれないが、カップ戦などでトップチーム起用される試合も出てくるかもしれない。今後の成長が楽しみである。

エミレーツカップ2戦目は、セビージャ戦。コミュニティシールドまで1週間、リーグ開幕まで2週間となった状況で、より強敵相手にどこまでチームが機能するか、重要な試合になるだろう

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