まずは1冠!アーセナル 対 チェルシー【2017コミュニティシールド】

プレミアリーグ

試合結果

2017/08/06 コミュニティシールド
アーセナル 1-1 チェルシー
46分 モーゼス
80分 コラシナツ
PK 4-1

スターティングメンバー

コミュニティシールド

試合経過

アーセナルが序盤から攻勢に出て、素早いプレッシングと的確なポジショニングでセカンドボールも拾い、ゲームを支配する。

21分、カウンターからラカゼットベジェリンウェルベックの3人でゴール前まで運ぶと、左に開いたウェルベックが中央のラカゼットにボールを戻す。ラカゼットはDFを前にしながらも、素早い振りでカーブをかけたシュートは、惜しくも右ポスト直撃。

27分、チェルシーの右コーナーキックの流れでメルテザッカーケーヒルの肘打ちを食らい出血。

32分 アーセナル OUT:メルテザッカー IN:コラシナツ
モンレアルをCB中央、コラシナツを左CBに変更する。

36分、PA内でベジェリンのトラップが大きくなり、それを拾ったウィリアンが倒れるも、これはシミュレーションでウィリアンにイエローカード。

スコアレスのまま、前半を折り返す。

46分、チェルシーの右コーナーキックの流れでアーセナルがクリアするも、浮いたボールをケーヒルがGKとDFに落とすと、飛び出したモーゼスが決めて、チェルシー先制!

65分 アーセナル OUT:ラカゼットイウォビ IN:ジルーウォルコット
73分 チェルシー OUT:バチュアイ IN:モラタ

75分、ジャカのミドルシュートはアウトにカーブがかかり、ゴール左上の際どいコースに飛ぶも、クルトゥワがなんとか弾く。

78分 チェルシー OUT:アロンソ IN:リュディガー

79分、ペドロエルネニーへのファールでレッドカードで退場!

80分、そのファールのフリーキックから、コラシナツがヘディングで合わせて、アーセナル同点!

82分 チェルシー OUT:ウィリアン IN:ムソンダ
86分 アーセナル OUT:ウェルベック IN:ネルソン

同点のまま、後半終了。延長戦は無く、PK戦へ突入。

PK戦(ABBA方式)
1、チェルシーケーヒル 左に決める 
1、アーセナルウォルコット 右に決める 
2、アーセナルモンレアル 左に決める 
2、チェルシークルトゥワ バーの上 ×
3、チェルシーモラタ 左外れる ×
3、アーセナルチェンバレン 右に決める 
4、アーセナルジルー 右に決める 

アーセナルがPK戦を制して、コミュニティシールドのタイトルを獲得!

エジル、サンチェス不在の中で存在感を示したイウォビ、エルネニー

合流直後のサンチェスとムスタフィがベンチ外であるのに加えて、エジルとラムジーが負傷により出場不可という状況でこの一戦を迎えたアーセナル。プレシーズンマッチで3-4-2-1を継続して試したものの、戦術の浸透度は依然として高くなく、攻守ともに課題は多いと思われる状況。一方のチェルシーはリーグを制した戦術を依然として採用しており、アザールが離脱中、FWは昨季控えだったバチュアイを起用ではあるものの、それ以外はほぼお馴染みのスタメンであり、この試合もチェルシーが主導権を握ると思われた。

しかし、試合が始まると予想に反してアーセナルがゲームを支配。21分には、カウンターからダイレクトでパスをつなぎながら一気にゴール前まで迫り、最後はラカゼットが能力の高さを見せて、際どいシュートでゴールに迫った。その後、メルテザッカー負傷交代もあり、徐々にチェルシーも攻勢に出る。スコアレスで前半を折り返した。

後半開始早々、チェルシーがセットプレイの流れから先制点をもぎ取る。その後、65分にジルーとウォルコットを投入するものの、逆に前線でボールがつながらなくなり、チャンスを作れず。ジャカの強烈なミドルシュートもセーブされ、アーセナルは追いつくことができない中、状況が変わったのは79分。ペドロのエルネニーへのファールがレッドカードとなり、チェルシーが10人に。そいてそのファールからのフリーキック。ジャカのクロスにコラシナツがDFラインを抜け出してヘディングし、アーセナルが同点に追いつく。1人多いアーセナルは逆転を目指すもののゴールをあげることはできず、PK戦へ。ABBA方式での実施となったPK戦では、チェルシーの2人目をまさかのクルトゥワが務めると、案の定シュートはバーの上を大きく越えて、PK失敗。さらに3人目のモラタも外して、結局PK戦は4-1でアーセナルが勝利を掴んだ。

エジルとサンチェス不在であるが、ジャカが左右に大きくボールを展開し、エルネニーがテンポの良いパスでつなぎ、チェンバレンが何度も左サイド深くまで進入し、イウォビが前線でボールをキープすることで、前線までボールをつないでチャンスを作った

イウォビはバイタルエリアをうまく使い、チェルシー相手にもそのテクニックで巧みにボールをキープし、シャドーのポジションでも活躍できることをアピールした。また、プレシーズンマッチでCB中央などで出場していたエルネニーは、本職のボランチで出場すると、昨季は安全な横パスを選択することが多かったが、この試合ではよりチャンスにつながるパスを選択したりするなど、攻撃の活性化に貢献した。WBのスタメン筆頭に思えるチェンバレンは左WBで出場すると、持ち前の運動量とスピードで左サイドを何度も突破。しかし、左足を使う選択肢がほとんどなく、突破しても右足に持ち直す場面がたびたびあり、そこは今後の課題だろうか。ベジェリンもいるものの、チェンバレンは右WB起用でより効果的のように思える。メルテザッカー負傷に出番が来たコラシナツは、左CBでの出場ながら、得意の推進力を発揮し、終盤に数回前線まで上がる場面も見せ、アピールした。フィジカルの強さもあり、左CB起用も可能であるが、より特徴を活かせるのは左WBでの起用だろう。

プレシーズンマッチの内容に課題の多かったアーセナルであるが、今季初の公式戦を勝利で飾り、タイトルを獲得。中心選手の去就や新戦力獲得もまだまだ不確定であるが、ついに開幕するプレミアリーグに向けて、希望を見いだせる結果となった

 

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