かろうじて勝ち点1!甲府 対 川崎F レビュー【2017J1第24節】

Jリーグ

試合結果

2017/08/27 J1 第24節
甲府 2-2 川崎F
35分 小林(PK)
70分 リンス
74分 ドゥドゥ
90分 森本

スターティングメンバー

甲府対川崎F

試合経過

フロンターレがボールを支配するも、甲府はカウンターでドゥドゥの突破によりシュートまで持ち込む作戦。

15分、甲府の右コーナーキックの流れから、ドゥドゥがPA外からシュート。これがバーの際どいコースに飛ぶも、ソンリョンが弾く。

33分、エウシーニョからの縦パスを小林が落とすと、家長がドリブルでPA内に進入して倒される。フロンターレがPK獲得。小林がど真ん中に蹴り込み、フロンターレ先制!

37分、右サイドから堀米が素早いクロスをあげると、田中がGKの目の前で合わせるが、ソンリョンが右手でなんとか弾いて防ぐ。

フロンターレが1点リードして、前半を折り返す。

追いつきたい甲府はアグレッシブにプレーし、左サイドを中心に攻め立てる。

55分 甲府 OUT:堀米 IN:リンス
64分 川崎F OUT:憲剛 IN:ハイネル

70分、リンスがPA左でボールを持つと、強引に大島を振り切り、PA内深くに進入。角度が無いところからの強引なシュートがゴール上に突き刺さり、甲府が同点に追いつく!

74分、甲府はGKから前方へのキックを谷口との競り合いに勝ったドゥドゥが持ち込み、PA右から強烈なシュート。これがゴールネットに突き刺さり、甲府が逆転!

77分 川崎F OUT:家長 IN:森本
83分 川崎F OUT:車屋 IN:長谷川

90分、ネットの左サイドからのクロスを谷口がヘディングで中に折り返すと、森本が詰めてゴールネットを揺らす。フロンターレ同点!

そのまま2対2の引き分けで試合を終える。

スタメン固定が裏目に出たか。優勝争いに向けて苦しい引き分け

家長のフィットとともに、リーグ戦での鹿島戦、ACLでの浦和戦を良い形で勝利して、好調の波に乗るフロンターレ。中3日ながら好調な同じスタメンを起用。アウェイながらも勝ち点3が欲しい一戦。いつもながらにフロンターレがボールを支配する流れとなるが、甲府はカウンターでドゥドゥの個人突破にかける作戦。その作戦が的中し、たびたびカウンターでシュートまで持ち込み、得点の可能性を感じさせる。しかし先制したのはフロンターレ。好調な家長がPA内で倒されてPKを獲得し、小林がこれを決める。甲府にもチャンスがあるものの、フロンターレが1点リードして先制を終える。

後半、追いつきたい甲府が攻勢に出る。フロンターレの選手たちは過密日程の影響か、徐々に足が止まり始め、甲府の攻撃に押され始める。甲府はリンスを早めに投入すると、ドゥドゥとリンスを中心にさらに攻撃が活性化する。すると、70分、74分と立て続けに甲府が得点して逆転。勝ち点3を取りたいフロンターレは前線の選手を交代するも、憲剛がいなくなったことでボールが逆に回らずゴール前まで持ち込めない。停滞した時間が続くが、大島が徐々にリズムを取り戻し始め、前線にボールを展開できるようになると、90分になんとか同点。そのまま追加点は生まれず、引き分けに終わる。

来週はルヴァンカップの2試合となりターンオーバーしやすくなることから、過密日程ながらも同じスタメンを起用したフロンターレ。しかし、これが結果的に裏目に出たか。前半は先制して折り返したものの、徐々に運動量が落ちてきたのと、甲府が徐々にアグレッシブにプレーするようになり、特にドゥドゥとリンスを抑えきれずに結果的にその二人にゴールを奪われる。憲剛に代わって入ったハイネルであるが、うまく試合に入りきれず、しかも直後に甲府が逆転して引いて守ることで、スペースがなくなって持ち味が出にくくなってしまった。憲剛を代えるのであれば、中央で動いてパスをさばける森谷のほうがスムーズであったのではないか。また、ほぼレギュラーである登里が全治5週間となり使えなかったことも大きかっただろう

これで首位・鹿島との勝ち点は6に広がり、あとが無くなった。リーグ、ACL、ルヴァンカップ、天皇杯を残すフロンターレは、すべて狙うのはさすがに難しいため、優先順位をしっかりと決めて選手起用することが重要だろう。下手に欲張ると、また怪我人が増えてすべて取りこぼすことも考えられる。クラブワールドカップの出場権やDAZNマネーの賞金を考えると、リーグとACLの2つに絞ることが得策ではないか

まだまだ何も決まったわけではなく、すべてに可能性を残している状況。家長のように、控え選手からさらなるニューヒーローが出る可能性だってあり、ポジティブにチャレンジしていってほしい。

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