ハリル采配、的中!日本 対 オーストラリア レビュー【W杯アジア最終予選2017】

日本代表

試合結果

2017/08/31 ワールドカップ・アジア最終予選
日本 2-0 オーストラリア
41分 浅野
82分 井手口

スターティングメンバー

日本対オーストラリア

試合経過

日本は序盤からラインを高くし、前から積極的にプレスをかけてボールを奪いに行く。

35分、左サイドから長友の折り返しをファーで浅野がヘディングで合わせるが、角度が無くこれはゴールならず。

38分、レッキーがカーブをかけたシュートは吉田に当たりコースが変わると、ゴール右ポストに当たり、これはゴールならず。

41分、長友が左サイドでボールを持つと右足に持ち替えたところで、PA内にクロス。DFラインと入れ替わった浅野が抜け出し、ダイレクトで合わせてゴールに流し込む。日本先制!

日本オーストラリアに攻撃を許さず、1点リードして前半を折り返す。

後半に入っても日本は早いプレスでオーストラリアの攻撃を許さず。

61分 オーストラリア OUT:トロイージ IN:ユーリッチ
70分 オーストラリア OUT:ロギッチ IN:ケーヒル
75分 日本 OUT:乾 IN:原口

77分、左サイドで原口が駆け上がりそのままPA左へ。中へ折り返したボールがファーにいた井手口のもとへ渡ると、井手口のシュートは惜しくもDFにブロックされてゴールならず。

82分、左サイドで原口が相手と競り合いながらつなげたボールを井手口が拾うと、DFと競り合いながらもカットインしてシュートコースを作り、強烈なシュートがゴールネットに突き刺さる。日本追加点!

86分 オーストラリア OUT:アーバイン IN:アミニ
87分 日本 OUT:大迫 IN:岡崎
89分 日本 OUT:浅野 IN:久保

最後までオーストラリアの攻撃を防いだ日本が勝利して、ワールドカップ出場を決める!

圧倒的な運動量で主導権を握った日本

この大一番で、両サイドに乾、浅野、中盤に井手口を抜擢してきたハリルJAPAN。中盤はアンカーに長谷部で、IHに井手口と山口を起用して、運動量豊富でアグレッシブな守備ができる選手を並べた形

序盤から、選手起用の狙い通り、アグレッシブにプレスをかけてボールを奪いに行く日本。狙い通り、パスミスや五分五分のボールを拾い、縦に早い攻撃でチャンスを作ろうとする。大迫のポストでタメを作り、乾や浅野が走りこんでゴール前に持ち込む狙い。日本優位で試合を進めると、41分、浅野が完璧なタイミングでフリーになりゴールネットを揺らして日本先制。狙い通りの展開で日本がリードして前半を折り返す。

後半に入っても日本ペースは変わらず。オーストラリアは70分に日本キラーのケーヒルをついに投入する。しかし、パスをつなぐ意識の強いオーストラリアに対して日本は変わらずプレスをかけ続け、激しい競り合いにも負けず、オーストラリアに決定機を作らせない。運動量の落ちてきた乾に代えて原口を投入すると、原口が運動量を生かして攻守に貢献。カウンターでチャンスを作った場面ではゴールにつながらなかったが、PA手前で競り合いながらボールをつなぐと、井手口が見事なシュートを突き刺して、日本は追加点を挙げる。苦しくなったオーストラリアは最後まで決定機を作ることはできず、日本が勝利でワールドカップ出場を決めた

持ち味を完璧に発揮した井手口と浅野

運動量と縦に早い攻撃を狙い起用された井手口浅野が持ち味を完璧に発揮した井手口圧倒的な運動量とアグレッシブなプレーで守備に貢献するのみならず、カウンターで前線にボールを出し、そのまま前線まで顔を出す積極性で攻撃にも貢献。日本の2点目のシーンでは、終了間際の時間ながら、前線に顔を出してボールを拾うと、持ち味のアグレッシブさを生かして強引にシュートを突き刺した。右サイドで起用された浅野は、自慢のスピードで守備ではプレスをかけて相手を揺さぶり続け、攻撃では何度も裏に飛び出すプレーで起点となった。抜け出した後のプレーの判断やSBとの連携には課題が残るものの、スタメン起用に応えて、長所をアピールするプレーを披露した。

井手口と浅野の台頭により、さらに世代交代が進むこととなったが、2人とも絶対的なスタメンを確保するかどうかはわからない。しかし、フォーメーション含めて、貴重なオプションになったことは間違いないだろう。井手口に関しては、山口と共存して運動量重視の戦術で重宝される可能性山口に代わって長谷部の相方を務める可能性を見出したかもしれない。浅野久保とのポジション争いがあり、総合力では久保のほうが上かもしれないが、これまで通りスーパーサブで起用する選択肢も残り続けるだろう。

これでワールドカップ出場が決まり、ここからは世界と戦えるチームを作る必要がある。前線は明らかに世代交代が進んできており、本田や香川に頼らなくても戦えるチームが徐々に出来上がっている。2人の力が必要な場面はあるかもしれないが、毎試合誰が起用されるかわからないほどポジション争いが激しい状態が作れれば、チーム全体がレベルアップし、世界で戦えるチームになっていくだろう

これでサウジアラビア戦は新戦力を試す機会を得られた。この試合は外れたが、杉本小林祐希柴崎など、アクセントを作れる可能性のある選手たちを是非試してみてほしい

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