貴重なアウェイゴール!仙台 対 川崎F レビュー【2017ルヴァンカップ準決勝1stleg】

Jリーグ

試合結果

2017/10/04 ルヴァンカップ準決勝1stleg
仙台 3-2 川崎F
23分 石原
32分 クリスラン
45分 クリスラン(PK)
71分 奈良
93分 知念

スターティングメンバー

ルヴァン仙台対川崎F

試合経過

23分、石原がPA内右でフリーでボールを受けると、ダイレクトで打ったシュートはファーサイドのゴールネットに突き刺さる。仙台先制!

32分、蜂須賀が連携で右サイドを完全に突破すると、最後はクリスランが中央でシュートをゴールネットに突き刺し、仙台追加点!

44分、ネットがハイボールの処理を誤ると、こぼれ球をクリスランが拾い、カウンターで一気にゴール前へ。PAに進入したところでソンリョンが倒し、PK。
このPKをクリスランが決めて、仙台3点目。

ホームの仙台が3点リードして折り返す。

後半開始 川崎F OUT:板倉 IN:登里
4-2-3-1に変更する。

追いかけるフロンターレが押し込み続けるも、焦りすぎてチャンスにつながらない。

70分 フロンターレ OUT:長谷川 IN:知念

71分、左コーナーキックから奈良がニアで合わせてゴール。フロンターレ1点返す。

73分、石原ネットへのファールで2枚目のイエローカード。退場

83分、PA内でジャーメンがフリーになってシュートするも、ソンリョンがファインセーブで防ぐ。

84分 川崎F OUT:森谷 IN:狩野

86分、憲剛が右サイドからクロスを上げると、小林が中央でヘディングしたボールはバーに当たり、ゴールならず。

93分、左サイドから家長が右足でクロスを上げると、ファーで小林が中に折り返し、知念が詰めて、ゴールネットを揺らす。フロンターレ2点目。

3-2でホームの仙台が勝利して、1stlegを終える。

前半と後半で内容一変

3-4-2-1の布陣で臨んだアウェイのフロンターレ。今季のオプションとして採用している3-4-2-1であるが、この日は機能せず。仙台がフロンターレを3バック脇をうまく突いて、再三チャンスを作る。すると、23分、32分に仙台が得点し、アドバンテージを得る。守備が安定しないフロンターレは、ボールを保持することもできず、憲剛をボランチの位置まで下げてバランスを取ることを試みるも、うまくいかず。44分、ネットがハイボールの処理を誤り、さらに谷口との連携も失敗し、一気にクリスランに独走されて最終的にPKを献上。これを決められて、前半を3-0で折り返す

1つでもアウェイゴールを取りたいフロンターレは、後半開始、登里を投入して慣れた4-2-3-1に変更する。3点をリードする仙台は守備に重心を置き、カウンターを狙う作戦に変更。フロンターレは、ボールを保持して押し込み続ける。しかし、得点を狙うあまりリスキーな選択をしすぎてしまい、逆にカウンターのピンチを作る場面も。打開できないまま進んだが、71分、コーナーキックから得点を奪って流れを引き寄せると、直後の73分、仙台の石原が退場して、さらにフロンターレペースに。攻め続けるものの追加点を奪えないまま進んだロスタイム、途中出場の知念が貴重な2点目を奪い、試合終了。ホームの仙台が勝利したものの、フロンターレは貴重なアウェイゴールを2点奪った

機能しなかった3-4-2-1と不安定なネット

車屋が代表招集で不在、登里が負傷明けという状況もあり、3-4-2-1の布陣で臨んだフロンターレ。しかし、左WBに入った長谷川は守備で周りとうまく連携できず、フロンターレの左サイドを再三攻略されてしまった。3-4-2-1自体の成熟度がまだ高くなく、これまで控えで出場機会が少なかった長谷川森谷が起用されていたこともあり、チームとして安定したパフォーマンスを発揮できなかった。阿部や大島の不在の影響もあったかもしれないが、今いる選手でフォーメーションも含めてうまくやっていかなければ、タイトル奪取には近づけないだろう。ハーフタイムで選手交代・フォーメーション変更により流れを取り戻し、結果点に2点のアウェイゴールを奪った点は、今のフロンターレの強さを表していると言える

主力として継続して出場しているネットであるが、試合によって好不調の波が激しく、この試合では完全にネガティブなパフォーマンスとなった。判断を誤って守備で危険なシーンのきっかけを作ってしまうことも多く、後半に追いかける展開の中でも、可能性の低いパスを狙いすぎるシーンが目立ち、チームの足を引っ張ってしまったと言える。大島不在の中、代わりに入る森谷などのパフォーマンスも重要であるが、ネットのパフォーマンスも安定することが、タイトル獲得には必須であるだろう

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