少ない収穫の勝利!日本 対 ニュージーランド【キリンチャレンジカップ2017】

日本代表

試合結果

2017/10/06 キリンチャレンジカップ2017
日本 -1 ニュージーランド
50分 大迫(PK)
58分 ウッド
87分 倉田

スターティングメンバー

日本対ニュージーランド

試合経過

5分、吉田のロングフィードから久保が右サイド深くでフリーになると、中央に折り返したボールに大迫が詰めるがこれはDFにブロックされる。

7分、セットプレー後の流れから、浮いたボールがPA中央の香川に渡ると、フェイントでDF2人を交わして打ったシュートは、右ポストに弾かれる。

徐々にニュージーランドもカウンターやセットプレーからゴール前に迫る場面を作る。

33分、大迫のヘディングの落としから久保がDFとGKの間でボールを受けると、GKを交わして無人のゴールにシュートを打つが、これはゴール左に外れる。

42分、長友が左サイドで切り返して右足でクロスを上げると、中央で大迫がヘディングシュートするも、これはバーの上に外れる。

日本が終始優勢に進めたものの、スコアレスで前半を折り返す。

49分、山口がPA右から左足でシュートを打つと、これがDFの手に当たり、ハンドでPK獲得。
このPKを大迫が決めて、日本先制!

58分、右サイド深くからのクロスに中央でウッドがヘディングで叩き込む。ニュージーランド同点に追いつく。

59分 日本 OUT:大迫香川 IN:杉本小林祐希
4-3-3に変更。IHに小林祐希井出口が入る。

69分 日本 OUT:武藤 IN:
77分 日本 OUT:久保 IN:浅野
81分 日本 OUT:井出口 IN:倉田

87分、が左サイドからクロスを上げると、ファーにいた酒井宏がヘディングで折り返す。これを倉田がヘディングで押し込み、日本勝ち越し!

92分 日本 OUT:山口 IN:遠藤航

終盤の勝ち越し点で日本が勝利を収める。

力の差で終始優勢に進めるも、結果的にはかろうじて勝利

4-2-3-1を採用し、トップ下に香川を起用した日本。左サイドに武藤、CBに槙野を起用し、主力メンバーとの連携をテストする。序盤から日本が優勢に進めてゴール前に迫るも、チャンスを決められずに得点は入らない。ニュージーランドもFWのフィジカルを生かして、カウンターやセットプレーからゴール前に迫る場面を徐々に作り出す。しかし両チームともに得点は入らず、スコアレスで前半を折り返す

後半開始直後、山口のシュートでDFのハンドとなり、PKを獲得。これを大迫が確実に決めて日本が先制。しかしその後、ニュージーランドが徐々に攻勢に出ると、58分に右サイドを突破されてクロスを上げられると、ウッドにヘディングで叩き込まれてニュージーランドが同点に追い付く。ここで、大迫と香川と下げて、杉本と小林祐希を投入。システムを4-3-3に変更し、IHに小林祐希と井手口が入る。すると、投入された小林祐希が的確なポジショニングでボールタッチを多くし、ゲームをコントロールし、日本のペースを取り戻す。乾も投入し、左サイドで乾、小林祐希、長友で再三チャンスを作ると、87分に乾が起点となって最後は倉田がゴールを奪い、日本が勝ち越しに成功。そのまま試合終了し、日本が勝利を収めた

絶対的なパフォーマンスを見せられない香川。可能性を感じさせた小林祐希

久しぶりにトップ下・香川の布陣をテストした日本代表。香川のコンディションは上がってきており、一定のキレを見せたものの、決定的な仕事をすることはできず。4-2-3-1は今後もオプションとはなるものの、トップ下の選手のパフォーマンスに依存する部分が多く、今の日本代表のメンバーとハリルの方針を踏まえると、適切なフォーメーションであるかは疑問が残る

残り30分の場面でここ最近お馴染みとなった4-3-3に変更すると、小林祐希が一定のアピールを見せた。始めは右IHのポジションをとったが、やりにくさを感じて左IHに移ると、より効果的な働きを見せる。ビルドアップ時には低めで絡んでボールを前に運び、ファイナルサードでも何度も動きなおしてスペースでボールを受け、ボールタッチを多くしてテンポを作った。もともとあった左足のテクニックはもちろんのこと、ゲームをコントロールするインテリジェンスさと守備への意識も向上させており、今後の可能性に期待を持たせる内容となった。中盤であれば、ボランチでもIHでもトップ下でも起用でき、状況に応じてうまく立ち回ることもできるため、より周りの選手とフィットすれば、日本代表にとって欠かせない存在になる可能性も秘めているだろう。次のハイチ戦では、より長くプレーすることを期待したい。

大迫と長谷部の代役を確保できるか

今の日本代表の大きな課題は、大迫長谷部の代役の確保だろう1トップ候補に名乗り出た杉本であるが、代表では今のところ存在感は見せることができておらず、強豪相手にどれほど活躍できるかも未知数。まだ、代表チームにフィットしていない部分もあると思われ、次のハイチ戦で再度テストが必要だろう。ボランチに関しては、山口井手口が一定の評価を得ているものの、試合状況に応じて緩急を作れる選手ではなく、また、4-3-3のアンカーとしては、どちらの選手も物足りなさを感じてしまうのが現状である。ボランチの安定がチーム全体のパフォーマンスに与える影響は大きく、さらなる模索が続くことだろう。この日はIHに入った小林祐希をアンカーでテストしたり、負傷で招集外となった柴崎の中盤起用など、選択肢はまだ残されていると考えられ、今後のハリルの采配に注目したい。

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