スウォンジー対アーセナル レビュー【16-17プレミア21節】
2017/01/14 スウォンジー対アーセナル 0-4
ベジェリンが負傷したため、右SBにガブリエルが入る。
ほぼ予想通りのフォーメーション。
前半、スウォンジーのプレスが苦しく、アーセナルはなかなかチャンスを作れず。
むしろ、低い位置でパスカットされてカウンターを食らう場面も。
以前の記事【アーセナル ボランチコンビ考察】で書いたとおり、
ジャカとラムジーのボランチコンビはバランスが悪く、
特に守備では全然機能せず、相手の攻撃をたびたび許す。
なんとか、コシェルニーとムスタフィのコンビが安定しているため失点まではつながらず。
ベジェリンがいない右SBに入ったガブリエルは攻撃ではあまり期待できないが、
守備は割と安定するため、攻撃的なボランチコンビを補うにはちょうどよいかも。
結果は圧勝ではあるが、前半はまったく攻撃が機能せず、
ハーフタイムで切り替えて、後半に入ってようやくエンジン始動といった感じ。
怪我人が多いとはいえ、優勝を狙うチームであれば、
前半に2点くらい取って、余裕で勝利という試合をもう少し見たいもの。
気になるのは、エジルが12月からいまいち調子が上がらないこと。
シーズン前半はアシストよりも得点を決めてて、それはそれでよかったが、
ここ数試合もチャンスを生み出すパスが少ない気がする。
昨シーズンの好調時の印象が強すぎるだけなのか。
ここのところチャンスが少ない印象なので、
12月からのシュート数を確認してみた。
試合日 | 対戦相手 | 結果 | 総シュート数 | 枠内シュート数 | 枠内シュートの得点率 |
12/4 | ウエストハム | 5-1 | 19 | 10 | 50% |
12/11 | ストークシティ | 3-1 | 21 | 6 | 50% |
12/14 | エバートン | 1-2 | 9 | 3 | 33% |
12/19 | マン・シティ | 1-2 | 6 | 1 | 100% |
12/27 | WBA | 1-0 | 26 | 11 | 9% |
1/2 | クリスタルパレス | 2-0 | 22 | 7 | 29% |
1/4 | ボーンマス | 3-3 | 14 | 4 | 75% |
1/14 | スウォンジー | 4-0 | 14 | 6 | 67% |
やはり、枠内シュート数はそれほど多くないものの、
枠内シュートを得点にする勝負強さで勝ち点を積み重ねている。
ここはこれで悪くはないが、
できればもっとチャンスを作りまくって圧倒するアーセナルが見たい。