リバプール対チェルシー レビュー【16-17プレミア23節】
2017/01/31 プレミア23節
リバプール 1ー1 チェルシー
24分 ダビド・ルイス
56分 ワイナルドゥム
前半序盤、チェルシーが引いて、リバプールがボールを保持する時間帯が続く。
リバプールはチェルシーの3バックの脇から攻めて崩そうとするも、チェルシーは5バックでうまく守る。
一方のチェルシーはがっちりと守備を固めつつ、カウンター狙い。
その後、チェルシーがリバプールの前からの積極的なプレスをかいくぐり、徐々に攻める場面が増える。
すると23分、アザールが中央でドリブルしてファールをもらい、フリーキック獲得。
ウィリアンが蹴る雰囲気を出すも、蹴ったのはダビド・ルイス。
文句無しの速さとコースでネットを揺らし、チェルシー先制!
ミニョレは準備ができてなく、ミスとも言えるが、ダビド・ルイスを誉めるべきゴール。
その後、両チームともあまりチャンスは作れず、チェルシーがリードして折り返す。
48分、ゴール前でフィルミーノが決定機を迎えるも、ダイレクトで打ったボールは浮いてしまいゴールならず。
56分、ヘンダーソンが左のミルナーに出し、ミルナーがヘディングで中に戻したところにワイナルドゥムが合わせて、リバプール追いつく。
75分、ジエゴ・コスタがペナルティーエリアで倒され、PKゲット。これは、かなり際どい判定。
しかし、ジエゴ・コスタが蹴るも、ミニョレが止めてゴールならず!
終盤、勝ち点3が絶対に欲しいリバプールよりもチェルシーの方がゴールに何度か迫る。
結局、どちらも追加点はあげられず、ドローで試合終了。
チェルシーとしてはPKを決めて勝ちたかったものの、アウェイで引き分けは充分な結果。
チェルシーは、ウィリアンとペドロが入れ替わる以外ずっとスタメンを固定して成熟してるのが大きい。
堅い守備に、精度の高いカウンターやセットプレイで得点を奪うスタイルがガシッとハマってる。
これでチェルシーは2位との勝ち点差9。
土曜のビッグロンドンダービーでは、チェルシーは引き分けでもオーケーだろう。
アザール対ベジェリン、エジル対カンテ・マティッチのマッチアップは見応えのあるものになるだろう。
ヴェンゲルは果たしてトップに誰を起用するか。
今シーズンの結果を左右する本当に重要なダービーになる。