アーセナル対ハル・シティ レビュー【16-17プレミア25節】
2017/02/11 プレミア25節
アーセナル 2ー0 ハル・シティ
33分 サンチェス
93分 サンチェス
リーグ戦2連敗で優勝から遠ざかるアーセナル。
絶対に勝ちたいこの試合。
一方、ユナイテッド、リバプール相手に立て続けに良い試合を重ねた好調のハル・シティ。
(それにしてもハルの日程きつすぎw)
前半、7分、8分と立て続けにアーセナルが高い位置でボールを奪いショートカウンターを繰り出すも、
それぞれ、エジル、サンチェスがゴールにつなげられず。
14分、サンチェスがPA内左でキープし、右のベジェリンへ。
ベジェリンがチェンバレンとワンツーでPA内右でフリーになるも、シュートはゴールの右に逸れる。
15分、ウォルコットがゴール前で仕掛けてボールを失うも、こぼれ玉を拾ったサンチェスがシュート。
しかし、これもゴールを外れる。
終始アーセナルが押し込み続け、迎えた33分。
エジルがPA左で抜け出し、折り返しをギブスがシュート。
DFが弾くも、サンチェスが押し込み、アーセナル先制!
ハル・シティは、マルコヴィッチを起点にシンプルにサイドからクロスをあげて数回ゴール前に迫るも、得点にはつながらず。
前半はアーセナルが押し込み続けるも1点のみ。
アーセナルがリードして前半を折り返す。
後半、アーセナルは前半ほど押し込めず、
逆にDFラインのミスなどもあり、ハルにゴール前に迫られる場面も。
68分、ウォルコットに代えてエルネニー投入。
チェンバレンを右サイドに変更。
アーセナルは前半ほど押し込めず、
追加点が奪えなくてイライラする選手が目立つ。
ハルはサイドからのクロスを中心に攻める。
時間が経過し81分、アーセナルはイウォビとチェンバレンを下げて、
ルーカス・ペレスとウェルベックを同時投入。
右にペレス、左にウェルベックという布陣。
追加点を取りたいアーセナルだが、ファールが多くなり、ハルのセットプレイが続く。
迎えた90分、ハルのセットプレイからアーセナルがボールを奪いカウンター。
サンチェスが左で抜け出し、最後は中央でペレスがヘディング。
これをDFがハンドで防ぎ、PK!
ハンドした選手はレッドカード。
このPKをサンチェスが決めて、アーセナル追加点!
苦しみながらもアーセナルが2ー0で勝利。
内容に不満が残るも、まずは連敗脱出。
ベジェリンが高い位置を取れるお陰で押し込める場面は増えたが、
チーム全体として最後のアイディアや精度がいまいちでなかなか得点を重ねられない。
エジルとサンチェスは好調とはいえず、
この試合はどちらかを外してリフレッシュさせてもよかったのでは。
また、DFラインもずっとメンツが変わらないのに、なぜかこのところミスが目立つ。
個々の能力が高いのは間違いないので、今一度気を引き締めてほしい。
次はミッドウィークにアウェイでCLのバイエルン戦。
不安が募る流れではあるが、今日の勝利で切り替えて、良いパフォーマンスを期待したい。
注目ポイントはボランチのスタメンのチョイス。
チェンバレンが試合の度に良くなってるが、
ジャカとエルネニーも戻り、誰をチョイスするだろうか。
アウェイで一発に賭けるのであれば、ジャカの高精度なロングパスが必要だろう。
ヴェンゲルの今シーズン限りの退任も噂されているが、
バイエルン戦で最高のパフォーマンスを見せて、
リーグ戦、CLともに、まだチャンスがあることを示して欲しい。