UAE対日本 レビュー【W杯アジア最終予選2017】
2017/03/23 ワールドカップ・アジア最終予選
UAE 0-2 日本
13分 久保
51分 今野
長谷部の代わりには今野をスタメン起用。
また、川島と長友のベテラン勢をスタメンに抜擢する。
前線のメンバーは好調な選手を起用した。
前半、日本がボールを保持する展開。
UAEはオマルのテクニックとFW陣のスピードで得点を狙う。
13分、酒井宏樹が裏にパスを出すと、DFより前に出た久保がダイレクトでニアに突き刺し、日本先制!
19分、森重が中央で競り負けると、UAEは裏にスルーパスからフリーでシュート。これは川島がなんとか防ぐ。
日本は前線の選手にキレがあり、ボールがよく収まり、セカンドボールもよく拾えている。
UAEはカウンターを狙う展開。
前半30分以降、UAEがボールを保持する時間が長くなる。
日本リードのまま、前半を折り返す。
大迫のポストがほとんど成功していて、うまく攻撃につなげることができている。
今野も守備だけでなく攻撃にも絡み、久しぶりの代表復帰でもスムーズに試合に入れている。
後半立ち上がり、UAEが立て続けに日本ゴールに迫る。
51分、大迫がヘディングで競り勝ち久保にボールが渡ると、ファーに送ったクロスを今野がトラップでDFを交わし、ゴールに押し込む。日本、追加点!
62分、オマルの兄、モハメド投入。
日本はうまくバランスをとり、UAEにゴール前までボールを運ばせない。
70分、香川に代えて、倉田を投入。
77分、久保に代えて、本田を投入。
81分、DFと交錯して負傷した大迫に代えて、岡崎を投入。
その後もほとんどUAEにチャンスを作らせず、日本が勝利。
後半は、立ち上がりに2回危ないシーンがあったが、
それ以降はほとんどチャンスを作らせず、チーム全体でうまく守れていた。
大迫のポストプレーはアジア相手では無敵だろうか。かなり起点となって機能していた。
今野は、守備時は山口と横並びになり、攻撃時は香川と同じラインやさらに前線にも飛び出すなどしもて、縦横無尽にボールに関与した。
久保も今野も躍動し、川島も前半に決定機を1本阻止して、結果的にハリル采配が大当たり。
大迫の怪我の具合が気になるが、次のタイ戦もきっちりと勝利してほしい。