アーセナル対マンチェスターシティ レビュー【16-17プレミア30節】
2017/04/02 プレミアム30節
アーセナル2ー2マンチェスターシティ
5分 サネ
39分 ウォルコット
41分 アグエロ
52分 ムスタフィ
アーセナルはラムジーとチェンバレンが負傷離脱のため、3‐5‐2に戻してエジルをトップ下で起用。
マンチェスターシティは右SBにヘスス・ナバスを起用した。
序盤から両チームともアグレッシブに試合に入る。
前半4分、デ・ブライネが後方からダイレクトでアーセナルのDFの裏にロングパスを出すと、サネが抜け出してオスピナを交わしてゴール。シティ先制!
アウェイのシティが押し込む時間が続く。
アーセナルはジャカのパスを起点に徐々に攻撃の形を作り始める。特に、左のサンチェスとモンレアルからの崩しを狙う。
39分、コーナーキックを弾かれた後、ゴール前でDFともつれながらもウォルコットが押し込む。アーセナル同点!
その直後の41分、シルバからパスを受けたアグエロがPA右から狭いコースを打ち抜き、シティ勝ち越し!
シティが1点リードして前半を折り返す。
シーズン終盤の大事な一戦で、両チームともにアグレッシブなプレーを見せた前半となった。
アーセナルは、ほとんどの攻撃が左サイドから。また、コクランは良いパフォーマンスを見せられていない。
後半開始時、アーセナルはコシェルニーに代えてガブリエルを投入。
シティはスターリングに代えてヤヤ・トゥーレを投入。
52分、左コーナーキックからムスタフィがヘディングでうまく合わせて、アーセナル同点!
66分、ウォルコットに代えてジルーを投入。
シティがボールを保持する時間が続く。
75分、ウェルベックに代えてイウォビを投入。
ジルー投入後、なかなか攻撃の形を作れないアーセナル。
88分、シルバに代えてサバレタを投入。
そのまま引き分けで試合終了。
後半は両チームとも少し落ち着いてしまったが、全体的にシティがボールを保持しつつ、際どいチャンスを作っていた。
アーセナルはサンチェスが際立ったパフォーマンスを見せていたものの、決定的チャンスはほとんどなく、
少ないチャンスでよく引き分けに持ち込んだといったところだろう。
シーズン後半戦以降、ウォルコット、エジル、コクラン、ベジェリンのパフォーマンスが上がらない状態が続く。
ウォルコットは、得点に絡む試合もあるが、内容的には消えている試合が多い。
エジルは、昨シーズンのアシスト量産が嘘のように今シーズンは低調が続く。
カソルラ不在によりポジショニングやプレーの選択肢が昨シーズンが異なるということなのだろうか。
コクランは、持ち味の守備でもいいところを見せられない状態が続いており、もちろん攻撃でもあまり期待できない。
ベジェリンは、高い位置までのオーバーラップが少なく、守備でも結果的に失点に絡んでしまう場面が多い。
この試合、サンチェスとジャカは良いパフォーマンスを見せていただろう。
サンチェスは凄まじい体のキレで攻撃の起点になり、個人プレーではなく、モンレアルを効果的に使う場面が目立った。
ジャカは速く正確なミドルパス、ロングパスで攻撃の起点になっていた。ただ、相変わらずカード癖は治らず。
ラムジーとチェンバレンは次節に復帰する可能性があるようなので、
また4‐3‐3に戻して、中盤はラムジー、チェンバレン、ジャカにしてほしい。
エジルは低調が続くので、ベンチにするか、サイドで使ってみるのがいいのではないか。
4位確保が現実目標であり、それすらも厳しい状況で、しかも、コシェルニーも長期離脱だった場合はさらに厳しいが、残り試合すべて勝利する意気込みで臨んでほしい。
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