バルセロナ対ユベントス レビュー【16-17CLラウンド8 2ndleg】
2017/04/19 チャンピオンズリーグ ラウンド8 2ndleg
バルセロナ 0ー0 ユベントス
1stlegで酷評されたマテューに代えて、アルバをスタメン起用。アンカーにはブスケツ。
ユベントスは1stlegと全く同じメンバーで臨む。
3点差を追うバルセロナが積極的に仕掛ける一方、ユベントスはイグアイン、ディバラ、クアドラード、マンジュキッチらでカウンターを狙う。
19分、スアレスが落としたボールをPA内で受けたメッシ。シュートはわずかにゴール右に外れる。
ホームなのに有利な判定をしてくれない審判に、バルセロナの選手たちは苛立つ場面が目立つ。
ユベントスが堅守を見せ、得点は入らず、前半終了。
ユベントスはクアドラードのスピードを生かして、惜しいシーンをいくつか作った。
後半49分、クアドラードのシュートはわずかにゴール左を外れる。
55分、メッシがPA手前中央から打ったシュートは、キエッリーニに当たりわずかにゴール左に外れる。
57分、ラキティッチに代えて、パコ・アルカセルを投入。前線に高さを入れる。
65分、コーナーキックの流れからブッフォンが飛び出している中でメッシがシュートを打つも、DF陣に囲まれた中でシュートはゴールを外れる。
68分、メッシがPA内でDFを引きつけながらセルジ・ロベルトに渡すと、左足でカーブをかけたシュートはわずかにゴール左に外れる。
74分、ディバラに代えて、バルザッリを投入。完全に守備を固める。
77分、セルジ・ロベルトに代えて、マスチェラーノを投入。
ピケを前線に上げてパワープレーで得点を狙う。
82分、クアドラードに代えて、レミナを投入。
87分、イグアインに代えて、アサモアを投入。
結局、バルセロナはユベントスを崩せず、スコアレスドローで試合終了。
ユベントスが準決勝に進出!
ユベントスの組織的な守備をホームでも崩せなかったバルセロナ。
ブッフォンとDF陣の守りは、やはり鉄壁。
際どいシュートもいくつかあったが、DF陣の粘り強い寄せと、ブッフォンのゴール前での存在感によって、普段なら枠内のシュートが、わずかにゴールを外れる結果になったのかもしれない。
さらにユベントスは攻撃では、クアドラードのスピードが脅威になっていた。
イグアインがキープし、クアドラードやマンジュキッチがサイドを駆け上がり、そこにディバラも絡む攻撃は、非常に効率的かつ効果的であった。
1点取り、とどめを刺してもおかしくないシーンが2,3回あった。
バルセロナは、1stlegが0-1、0-2であればこの試合も違った内容になったかもしれない。
パコ・アルカセルを早めに投入したが、機能したとは言えないだろう。
エンリケの今シーズンでの退団も決定しており、メンバーもある程度入れ替わるだろう。
イニエスタやマスチェラーノがレギュラーであり続けるのはそろそろ難しいか。
特に中盤は、違いを作れるワールドクラスの選手が2人くらい必要ではないか。
準決勝に進出したユベントスは、これでさらにビッグイヤーが近づいた。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません