ウィロックが2ゴール!ブラックプール 対 アーセナル レビュー【2018/19 FAカップ 3回戦】
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試合結果とフォーメーション
2019/1/5 FAカップ 3回戦
ブラックプール 0-3 アーセナル
11分 ウィロック
37分 ウィロック
82分 イウォビ
アーセナルはターンオーバーで臨む。試合前の発表ではコシェルニーがスタメンだったものの、直前練習での負傷により、代わりにジェンキンソンがスタメンに名を連ねた。
序盤からリトリート気味のブラックプールに対してアーセナルが優勢に進めると、11分、ラムジーのFKがポストを叩くと、跳ね返ったボールをウィロックがヘディングで押し込み、アーセナルが先制。
ブラックプールも、1トップのナンジュレのポストプレーを起点に攻める場面を増やしていく。
その後36分、ジェンキンソンの低めの速いクロスにエンケティアが合わせようとするもボールがこぼれると、これを逆サイドから詰めたウィロックが押し込み、アーセナルが追加点。ウィロックはこの試合2点目。
そのままアーセナル優勢で試合は進み、アーセナルが2点リードして前半を折り返す。エンケティアは前半だけで3回のビッグチャンスを決めきれず。
後半に入ってもアーセナル優勢は変わらず。しかし追加点を奪えないアーセナルは64分にエンケティアに代えてラカゼットを投入。これにより、前線でよりボールが収まりやすくなる。
80分、ラカゼットからパスを受けたラムジーがPA内に進入すると、シュートはGKに弾かれるも、こぼれ球をイウォビが押し込み、アーセナルがダメ押しとなる3点目。
終盤、ブラックプールは右サイドのデルフォンソから攻撃を仕掛ける場面を増やしたものの、ゴールには繋げられず。
アーセナルが力の差を見せて、順当に勝利を手にした。
【PickUpData】差が開いたビッグチャンス数
マッチスタッツ
(左:ブラックプール、右:アーセナル)
引用:SofaScore.com
シュート数は大差ないものの、ビッグチャンス数は、ブラックプールの1回に対してアーセナルは7回。
しかし、ブラックプールも11本のシュートのうち10本をPA内から打っており、全くチャンスが無かったわけではないと言える。
平均ポジション
(左:ブラックプール、右:アーセナル)
引用:whoscored.com平均ポジション
(左:ブラックプール、右:アーセナル)
引用:whoscored.com 平均ポジション
(左:ブラックプール、右:アーセナル)
引用:whoscored.com
ブラックプールは、前半は左サイド、後半は右サイドからの攻撃が多く、両サイドともにサイド深くまで進入することができていた。
アーセナルは、イウォビやウィロックを中心にPA内に進入する機会を多く作っていた。
ゴール期待値
Blackpool vs Arsenal xG pic.twitter.com/TiA3dmFqP1
— Scott Willis (@oh_that_crab) 2019年1月5日
ゴール期待値は、ブラックプールの1.11点に対して、アーセナルは3.25点であった。
【PickUpData】攻守に存在感を示したウィロック
アーセナルの攻撃スタッツ
引用:whoscored.com
イウォビとウィロックがシュート、キーパス、ドリブル突破で攻撃に大きく貢献。
アーセナルの守備スタッツ
引用:whoscored.com
ナイルズとウィロックが2列目での出場ながら、チームトップの4回のタックル成功。前からの守備を機能させ、そのまま攻撃に結びつけるプレーを見せた。
4回戦はマンチェスター・ユナイテッド戦
FAカップ3回戦を突破したアーセナルは、4回戦でマンチェスター・ユナイテッドとの対戦が決定。監督交代により復調してきているユナイテッドに対して、どのような戦いを見せるか。リーグ戦との兼ね合いからターンオーバーするのか、メンバー編成にも注目が集まる。
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