自分のサッカーブログ(マッチレビュー)を振り返ってみた

2018年12月9日その他

サッカーブログを初めて2年弱(途中休んだため実質1年半)経ちました。

自分の備忘録的な意味合いと、また、サッカーブロガー試合を分析的に見たい人にとって何か参考になることがあればと思い、自分のブログ、主にマッチレビューを振り返ってみたいと思います。

 

ブログの経緯、マッチレビュー振り返り

ブログ開設、twitter開始

2017年1月にブログ開始。

サッカーはこれまでずっと見てきたものの、身近でサッカートークをできる人があまりおらず、趣味であるサッカー観戦についてもっと深めたり交流したりしていきたいと思ったのがブログを始めたきっかけ。

同時に、サッカー専用のtwitterアカウントも作成。(5年以上振りのtwitter)

twitterで、同じチームのサポをフォローしたり、情報収集したり、ブログの更新通知をしたりするようになる。

マッチレビューの振り返り

 

2017年1月

始めの頃は、試合の経過をただひたすら書いていた。

フォーメーションも試合経過も、ほぼアーセナルonly(相手チームに触れていない)なのが今見るとキツイw

試合結果速報記事と競争してるみたいであり、今見ると何もオリジナリティは無い。

けれどもそれにより、試合で起こっていることを認識・理解して言語化する、ということにつながっていたと思う。

起こっていることを認識して理解するということを少しずつやっていくうちに、より分析的に戦術的な視点で試合を少しずつ見れるようになってきたと思う。

2017年5月

無料ブログからWordPressに移行したのもこの時期。

言語化と同時に、ブログとしての表現読んでもらうための工夫読みやすさの工夫を意識するようになってきた。

徐々に、見出しをつけたり、目次を付けたり、必要最小限の装飾で理解しやすくしたり。

相手チームのことにも触れてるのは少し成長の証(ビッグクラブ相手のせいもあるけど)。

ちなみに、この時期はアーセナルだけでなくフロンターレも毎試合マッチレビュー書いていた。

ブログお休み期間:2017年11月~2018年4月

仕事が忙しくなり、サッカーは見ているものの記事を書かなくなり、約半年、ブログの更新なし。

2018年5月

半年ぶりのブログ再開。欧州はシーズンが終了しているため、マッチレビュー以外のシーズン振り返り記事などから書き始める。

久しぶりに書いたマッチレビューは、ワールドカップ前の日本代表のテストマッチから。

ここからフォーメーション図が、「LINEUP11」ではなく「football tactics」に変わっている。

レビュー内容も、フォーメーション変更に触れたり、チャンスシーンではなく時間帯ごとの試合の動きに変わっていっている。

2018年8月

記事の見た目にかなりこだわりが出てきている。

データサイトを参考にして、気になるデータを引用して言及するようになってくる。

まだ戦術的視点は少ない。

2018年10月

ここから明らかに激変している。

両チームのフォーメーションを書くだけでなく、基本陣形と守備時の陣形を書くようにしている。

さらに、ビルドアップと守備の特徴を書き始めている。

今のマッチレビューのテンプレートがほぼできあがったと言える頃。

自分のオリジナリティを出すことをより意識し始め、試合経過よりも、自分で試合を見た上で感じたこと戦術的に読み取ったこと(合っているかはともかく)をメインとして書くようになる。

2018年11月

アーセナルの今シーズンの立ち位置を図る意味で要注目であったビッグマッチであり、戦術的にも興味深い一戦。

レビューのテンプレートも定着し、戦術的な視点も少しずつ解説できるようになってきたため、自分のブログにとってもある意味ターニングポイントとなった試合

あの偉大なるサッカーアナライザーさんにRTされたことも影響し、のべ100回以上RTされて、プチバズった。

拡散されたことと同時に、記事を褒めてくださるコメントを多くもらったのがとてもうれしかった。ブログを続けてきた甲斐があったなという思いと、誰かの役に立っているうれしさを感じることができた。

これが現時点での自分のマッチレビューのレベル。

 

マッチレビュー向上のための取り組み

マッチレビューをレベルアップさせたり、戦術的視点をレベルアップさせたりするために取り組んできたことを振り返りたいと思います。

参考にする!刺激を受ける!①:オンラインサロン

 

フットボリスタ・ラボに参加:2018年9月~

フットボリスタ・ラボに5期生として参加。

本、雑誌、SNSでよく見かける有名な人たちが普通にメンバーにいて、気軽にコミュニケーションできる環境の中で、サッカーに関する様々な角度からの話に触れられる貴重な機会を得られている。

また、自分でサッカーブログをやっているようなアグレッシブな人が多く、twitterではあまり接触の機会の少なかった他クラブのサポーターとも交流できるのもプラスになっている。

 

Football Insightゼミに参加:2018年10月~

試合の分析に特化したゼミであるFIゼミに1期生として参加。

2週間に1回、対象試合のマッチレビューを書いて見せあったり、それとは別に試合をリアルタイムで解説し合ったりしている。

同じ試合を対象にしたいくつものマッチレビューを読むことで、様々なヒントを得ることができている。

人によってマッチレビューの観点が少しずつ異なり、試合の全体感、プレーにスポットを当てた分析、データを使った分析などがあり、自分が持っていない観点を知ることができ、さらにその表現方法も人それぞれであるため参考になっている。

また、ゼミ内での試合の振り返りの中で、らいかーるとさんから試合メモの取り方についてアドバイスいただいた。

もともとチャンスシーンや気になるシーンをメモしていたものの、どのようなシーンだったか映像を見返さないとわかりにくかったが、「4つの分類(定位置攻撃、速攻、ポジトラ、セットプレー)でメモするとわかりやすいよ!」と教えてもらったことで、格段に自分の試合メモが向上した。

試合を振り返るときに、定位置攻撃で何度も崩せていたとか、ポジトラで決定機につなげていたとか、より局面を意識した振り返りができるようになった。

参考にする!刺激を受ける!②:イベント、情報など

 

戸田さんの裏解説を聞く、イベントで聞く:2018年9月~

中継での戸田さんの解説が好きだったので、戸田さんの「裏解説」に興味津々で、初回から聞いている。

裏解説では、戦術的視点ほぼ100%の解説を聞くことができ、試合中にどんな視点でどこを見るのかのヒントが得られた。

さらに、「裏解説」の延長のような形で”0014catorce”のイベントに参加することで、戦術的な話をさらに聞くことができた。

代表戦の内容以外にも、欧州での戦術的トレンド(特にビルドアップの形)などを聞けて、とても刺激を受けた。

フットボリスタ読む:2018年9月~

正直、フットボリスタという存在は知っていたものの、サッカー雑誌を読む習慣から10年ほど離れており、サッカーの情報源はほぼtwitterオンリーになっていた。

Web版のフットボリスタの記事があることを知って、戦術的な内容に興味を持ち始め、フットボリスタ・ラボに参加したのも相まって、10月号から雑誌も毎月買うようになった。

それほど分厚くないのに読み応えがありすぎて、読み終わるのに2週間くらいかかるものの、戦術的な知識や欧州の各チームがどんなスタイルでプレーしているのかが徐々にわかるようになってきた。

自分が応援しているチーム以外の試合にも、より一層興味が湧くようになってきた。

いろんなブログを読む:2018年9月~

アーセナル関連やプレミア関連のブログはもともと読んでいたものの、もっといろいろな、特に戦術的な内容のブログをもっと知りたいと思い、多くのブログを覗いてみることに。

戦術ブロガーはどういう視点で試合を分析し、どういう風にレビューを書いているのかを参考にしていった。

そして、その興味とフットボリスタ・ラボでのnote執筆企画が重なり、こんな記事も書くことに。

 

自分で工夫してみる!

 

サッカーノートを付けながら試合観戦

以前からレビューのためにスマホでメモしたりはしていたものの、特に戦術的なポイントをメモしたり、両チームの陣形や噛みあわせを意識しながら試合を見るためにはノートが必要だと思い、探して見つけたのがサッカーノート

それからは基本的に、サッカーを見るときは毎試合ノートを付けている。
私が使っているサッカーノートはこちら

アーセナルvsリバプール戦のメモ

メモする内容・フォーマットは少しずつ工夫していき、今はこんな感じでいったん落ち着いている。

  • 両チームのフォーメーションと配置 : 試合前及び前半10分くらいまでに確認して埋める
  • 両チームの「ビルドアップ」「守備」のポイント : 前半15分くらいまでに埋める
  • 気になったポイントやフォーメーション変更など : 随時メモ
  • チャンスシーンや気になったシーン : 時間、選手、状況の種類(定位置攻撃、速攻、ポジトラ、セットプレー)、”決定機かどうか”、大まかなエリア(中、右、左)をメモ
  • レビューに書くポイントをおおまかに決める

 

ビルドアップのパターンを整理して理解

試合を戦術的な視点で見ようとする中で、まず注目したのは「ビルドアップ」

フットボリスタの記事や戸田さんの解説で言及されることで、徐々に知識を増やしていく。

さらに、ビルドアップはプレーとして再現性が高いため、試合中に同じようなシチュエーションが複数回出てきやすく、意識的に見ていれば、試合中にそのパターンが見えてきやすいことに気付く。

そして、理解を定着化させるために、ビルドアップで数的優位を作るパターンを整理したツイートをしてみた。
(当然ながらこれがすべてのパターンではない)

アーセナルだけを見てても、複数のビルドアップのパターンを持っており、試合ごとにビルドアップの形を注目していくようになり、各マッチレビューに書いていたビルドアップのパターンを集めた記事も書いてみたりした。

 

データ分析を取り入れる

ワールドカップの頃から、スタッツや選手の特徴などが載っている海外のいろんなサイトを調べるようになった。twitterでいろんなアカウントをフォローしていく中で知ることができたサイトも多い。

徐々にメジャーと思われるサイトがわかってきたので、自分なりにそれぞれのサイトの特徴を見極めた上で、マッチレビューを書く際にデータとして参考にするようにしていった。

 

マッチレビューのテンプレートのアップデート

フットボリスタ関連の記事を読んだり、twitterの戦術クラスタのツイートを見たり、ラボやゼミでのやり取りの中で、試合の中での局面(ポジトラ、攻撃、ネガトラ、守備)という考え方が広まってきていることを知り、試合メモでもマッチレビューのテンプレートでもそれを意識するようになった。

【参考】

そこで、マッチレビューでも、フォーメーションの下に両チームの「基本陣形」・「守備陣形」を分けて書くようになった。

今では、攻撃時と守備時で陣形が異なることがかなり多く、試合を分析的に捉える中では必須の視点だと思っている。

そしてこれとは別に、その試合でのビルドアップ時の基本パターンは、数字表記や文字表記ではわかりにくいため、football tacticsで図示するようにしている。

参考:アーセナルvsリバプール戦レビュー

 

マッチレビュー作成のプロセス

参考までに、自分のマッチレビュー作成プロセスを紹介しようと思います。

そもそも、自分のブログを振り返ってこの記事を書こうと思ったのも、サッカーアナライザーさんのこのツイート↓に影響されてのこと。

自分もそれなりに考えて工夫しながらブログを続けてきたな、と思ったので、振り返ってみることにしました。

そして私のマッチレビュー作成のプロセスはこんな感じ(アナさんの記述よりも作業レベル寄りだけど)。

  1. ノート書きながら試合観る(通常はフル1回+気になるシーンだけ2回目 ビッグマッチなどはフル2回)
  2. データサイトを一通り見る
  3. 見出しを埋めていく
  4. フォーメーション図とビルドアップ図を作る(football tactics)
  5. 引用データの準備(データサイトからキャプチャ)
  6. 文章書く
  7. タイトル埋める
  8. ツイート内容を練ってツイート

 

所要時間はだいたい、3時間~4時間(試合時間を含めず)。

各プロセスにおいて工夫してることはそれなりに書けそうだけど、この記事が長くなってしまったので、また別の機会に書くことを検討したいと思います。

今後の課題

試合メモやマッチレビューは自分なりのテンプレートがある程度確立してきたものの、まだまだ物足りない部分が多いと感じている。

今後の課題としてはこんなことを考えています。

  • ファイナルサードの崩しの分析

 ファイナルサードでの崩しは、ビルドアップとは異なり再現性があまり高くないため、分析的な視点で理解するのがとても難しい。それでも、選手たちが共通認識を持って意識的に行っているプレーはあるはずなので、そこを少しずつ読み解けるようになりたい。

  • 1選手や1パターンに焦点を当てた解説

 イメージはとんとんさんの記事(サッカー戦術分析ブログ〜鳥の眼〜)。これも特に難しく、プレー経験のない自分にはより一層難しいかもしれない。しかし、よりプレーに絞った視点で試合を見ることができるようになれば、局面での攻防がより興味深いものになるのだと思う。

  • ポジトラ、ネガトラ時のプレーの分析

ビルドアップ(定位置攻撃)やそれに対する守備については、少しずつ自分なりに見れるようになってきた。次は、ポジトラ、ネガトラ時のプレーをより分析的な視点で見れるようになりたい。

 

とても長くなってしまいましたが、読んでいただき、ありがとうございました。少しでも誰かしらの役に立ったのであれば幸いです!!

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