アーセナル対マンチェスターユナイテッド レビュー【16-17プレミア36節】
2017/05/07 プレミアリーグ第36節
アーセナル 2ー0 マンチェスターユナイテッド
54分 ジャカ
57分 ウェルベック
アーセナルはTOP4滑り込みのために絶対に勝ちが必要な試合。
マンチェスターユナイテッドは、ELに焦点を当て、メンバーを落としてこの試合に臨む。
4分、ルーニーのスルーパスからマルシャルがDFを背負いながら抜け出すと、シュートはチェフがなんとか弾く。
8分、サンチェスのスルーパスからラムジーが抜け出しシュートを打つも、これはデ・ヘアが好セーブで防ぐ。
28分、サンチェスのスルーパスでラムジーがPA内深くに入ると、中に折り返したボールにウェルベックが詰めるもゴールならず。
31分、ホールディングの横パスにコシェルニーが反応応できず、ルーニーに奪われて1対1。チェフが前に出て、なんとか防ぐ。
スコアレスで、前半を折り返す。
53分、ジャカが中央でフリーでボールをもらうと、思い切ったミドルシュートがエレーラに当たり浮き、デ・ヘアの頭上を超えてゴールに吸い込まれる。アーセナル先制!
56分、チェンバレンのクロスにウェルベックが合わせると、バーに当たりながらもゴールイン。アーセナル追加点!
60分、ムヒタリアンに代えて、リンガードを投入。
62分、エレーラに代えて、ラッシュフォードを投入。ルーニーをボランチに下げる。
75分、ジャカに代えて、コクランを投入。
2点を追うユナイテッドが攻めの姿勢を見せ、アーセナルは守りながらもカウンターで3点目を狙う。
試合はそのままスコアは動かず、アーセナルの勝利。
序盤こそ、ユナイテッドが効果的に攻める場面があったものの、それ以降はアーセナルがよりゴールに迫り続けた。
引き気味のユナイテッドに対して、サンチェスとエジルが前後左右に動きながらボールに多く触ることで、相手の守りを崩すことを狙い続けたアーセナル。
2得点とも、相手を崩したというわけではないが、勝利が絶対条件であったアーセナルとしてはこれでOKだろう。
継続して3バックを採用している中、選手たちも徐々に手応えを掴み始めてきたかもしれない。
シーズン終盤で残り数試合の中、戦術の浸透度がどうとか言っている場合ではなく、TOP4に滑り込むためには、1戦1戦、勝ちを重ねていき、選手は諦めずに自身を持って戦い、残り全勝したうえで他チームの取りこぼしを待つしかないだろう。