ユベントス対モナコ レビュー【16-17CL準決勝 2ndleg】
2017/05/09 チャンピオンズリーグ準決勝2ndleg
ユベントス 2ー1 モナコ
33分 マンジュキッチ
44分 ダニエウ・アウベス
69分 ムバッペ
序盤、2試合合計スコアで2点を追うモナコが積極的に攻撃を仕掛ける。
10分、ケディラの負傷により、マルキージオを投入。
ユベントスが徐々に攻撃の場面を作り始める。
22分、ディバラが前線でキープした後、イグアインがGKと1対1になり、ループシュートはGKの頭上を超えるが、DFがなんとかクリアし、ゴールならず。
33分、カウンターからの流れでダニエウ・アウベスがクロスを上げると、ファーに走り込んだマンジュキッチがヘディングで合わせる。これはGKに弾かれるものの、さらに押し込んでユベントス先制!
44分、ユベントスの左コーナーキックをDFが跳ね返したボールに、ダニエウ・アウベスがPA右外でダイレクトでシュートを打つと、これがゴールネットに突き刺さる。ユベントス追加点!
ユベントスが2点リードし、前半を折り返す。2試合合計、4点をリードする展開となる。
53分、ディバラに代えて、クアドラードを投入。
54分、メンディに代えて、ファビーニョを投入。
67分、ムバッペが左から裏に抜け出すと、シュートはブッフォンに弾かれて惜しくもゴールならず。
69分、ショートコーナーの流れでモウチーニョの左からの折り返しにムバッペが合わせて、モナコ1点返す。
70分、ベルナルド・シウヴァに代えて、レマルを投入。
77分、バカヨコに代えて、ジェルマンを投入。
そのまま試合終了し、2試合合計4-1でユベントスが決勝進出!!
ユベントスは、堅い守りを中心にしながらも、少ない選手でシュートまで持ち込む高い精度の攻撃も見事であり、それを得点につなげる勝負強さはさすがである。
ダニエウ・アウベスは準決勝のこの2試合で、1G3Aで全得点に絡み、ワールドクラスのSBとして衰えていないことを証明して見せた。
一方、これまで今季CLで2失点しかしてなかったユベントスに対してゴールを奪ったムバッペには、今後の飛躍を期待せずにはいられない。
しかも、CLの計6得点はすべて決勝Tに入ってからで、マンチェスターシティ、ドルトムント、ユベントスという強豪から奪っており、末恐ろしい存在である。
ユベントスは決勝進出で、ついにビッグイヤーに手が届くところまで来た。
相手はレアルが濃厚であるが、今のチームの成熟度であれば、ビッグイヤーを掲げる可能性は十分にあるだろう。
スタメンにベテランが多く、ディバラやボヌッチに移籍の噂が絶えない中、このタイトルに挑戦するには今が絶好のチャンスだろうか。
今シーズンのCLがどういう形で締めくくられるか、最後まで見届けたい。