サウサンプトン対アーセナル レビュー【16-17プレミア26節延期分】
2017/05/10 プレミア26節延期分
サウサンプトン 0ー2 アーセナル
60分 サンチェス
82分 ジルー
怪我で欠場のコシェルニーに代わり、ムスタフィをスタメン起用。継続して3バックを採用。
序盤、サウサンプトンが積極的に攻撃を仕掛ける。
徐々にアーセナルの攻撃が増え、特に右サイドのチェンバレンの突破で攻撃の形を作る。
30分、タディッチが裏に抜け出し、こぼれ球をガッビアディーニが狙うも、チェフがこれを防ぐ。
35分、チェンバレンが怪我のため、ベジェリンと交代。
42分、レドモンドの強烈なミドルシュートが際どいコースに飛ぶが、チェフがなんとか弾く。
前半はスコアレスで折り返す。
59分、ジャカからパスを受けたエジルがダイレクトで中央のサンチェスにパスを送ると、DF2人をシュートフェイントで外し、落ち着いてゴールに流し込む。アーセナル先制!
66分、コーナーキックの流れからジャカが低い弾道のミドルシュート。これはGKが弾いて防ぐ。
68分、左のレドモンドからのクロスにワード=プラウズがヘディングで合わせるも惜しくもゴールを外れる。
70分、レドモンドとワード=プラウズに代えて、ブファルとロングを投入。
79分、ウェルベックに代えて、ジルーを投入。タディッチに代えて、ロドリゲスを投入。
82分、サンチェスがPA右に走り込むラムジーに浮き球を送ると、ラムジーはヘディングで中に折り返し、ジルーがヘディングで押し込んで、アーセナル追加点!
88分、エジルに代えて、コクランを投入。
サウサンプトンの反撃を防ぎ、アーセナルが勝利を掴む。
難敵サウサンプトンを相手に、苦しい試合となったが、サンチェスが最後は格の違いを見せつけての勝利。
ジャカが後方から素早くパスを散らし、ラムジー、エジル、サンチェスが流動的に絡みながらの攻撃は連携も向上しつつある。そんな中、ここ最近は右サイドで活躍していたチェンバレンが負傷交代したのはかなり気がかりである。
ベジェリンもこのフォーメーションになってから数回出場しているが、チェンバレンほどのパフォーマンスを見せることはできていない。
スタメンをほとんど変えずに連戦をこなしており、エジル、サンチェス、ラムジーの疲労の蓄積が心配なところ。
これで1つ、ミッション達成。この試合前までのTOP4入りへの条件はこちらの記事で。
残りは3試合、他チームの結果は待つしかないので、今は残り全勝だけを目指して、1試合1試合を確実に勝利につなげるのみ。
チームの雰囲気は良くなってきているので、このまま滑り込みTOP4を達成して、過去最悪なシーズンとなることを回避してほしい。