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負傷者続出で辛くもドロー!イラク対日本 レビュー【W杯アジア最終予選2017】

日本代表

招集メンバー、シリア戦の使い方。すべてが跳ね返ってきた結果のドロー

負傷の状態を気にしながらの召集となった今野。にもかかわらず、中盤の選手として加藤井手口というニューフェイスを招集。新戦力を試す場と思われたシリア戦で、イラク戦の想定スタメンを起用し、香川山口が負傷。吉田酒井宏樹長友今野が練習を欠席。フォーメーションを代えて中盤中央3名を総入れ替えして臨むこととなったイラク戦。そして、酒井宏樹が同じ箇所を痛めて負傷交代。

すべてはメンバー選考含むマネージメントの失敗が招いたドローではないか。テストマッチ1試合、公式戦1試合というスケジュールで、多少の無理を承知で3月の試合と同じメンバーを起用する想定かつ、合宿で新戦力を確認したかったのかもしれない。

香川の負傷離脱も井手口の脳震盪も久保の負傷も、すべては想定外であったのは仕方ないだろう。しかし、シリア戦の香川の負傷は前半早々であり、残り時間で香川不在の布陣を試す時間はあった。そして、倉田の投入のみでは機能しなかったが、終盤に本田をインサイドハーフで起用することで機能することが確認できた。

しかし、イラク戦はふたを開けてみると、シリア戦で確認した4-3-3を捨てて、4-2-3-1に戻し、しかも原口をトップ下で起用というイレギュラーの布陣。本田以外の中盤4人が、新戦力orいつもと違うポジションでの起用、という布陣はギャンブルでしかないだろう。なぜ本田をインサイドハーフで起用する4-3-3で臨まなかったのだろうか。そもそもシリア戦は仮想イラクとして設定したテストマッチのはずである。

原口は運動量を活かして攻守に一定のパフォーマンスを見せていたとはいえ、久保はいつもと異なる左のポジションで明らかに低調なパフォーマンスにとどまった。そもそもシリア戦でも久保はコンディション不良に見え、イラク戦でスタメンに値したかも疑問である。

連係ミスでの失点があったとはいえ、チャンスをほとんど作れずセットプレイからの1得点のみであったため、ドローは妥当な結果だろうか。起用された選手たちは猛暑の中、最後まで走り抜いた。

昌子、遠藤、井手口という新戦力が一定のパフォーマンスを披露

課題であるボランチの人選において、遠藤井手口を試せたことは収穫だろう。しかし、4-2-3-1のダブルボランチとして、攻撃面では物足りなかったように思える。遠藤井手口もどちらかというと、山口とポジションを争う立場に思える。そして、4-3-3のアンカーを務められるかも未知数である。また、長谷部の代わりとして、組み立ての役割、キャプテンシーを発揮できる選手がいないのは変わっていない。遠藤井手口に加えて、攻撃面で力を発揮できるボランチを今後も探す必要があるだろう。

CBについても、昌子を2試合試して一定のパフォーマンスを発揮したのは収穫か。シリア戦でも不安定な部分もあったが、イラク戦ではある程度力を発揮したように思える。レギュラーを完全に奪ったというレベルまではいかないかもしれないが、今後も継続的に出場機会が与えられるはずである。

次は8月、9月の勝負の2連戦

ドローに終わった日本であるが、勝ち点1差で抜け出し、グループ首位に浮上。しかし、最終予選の残り2試合は、ホームでオーストラリア、アウェイでサウジアラビアとの戦いが待ち受ける。オーストラリアに勝てばワールドカップ出場決定という状況ではあるものの、簡単な試合でないのは間違いない。

欧州組は、リーグが始まったばかりという状況でコンディションが上がっているか不安であるし、国内組は、リーグ戦の疲労が蓄積しているだろう。そんな中、怪我やコンディションを見極めたうえで、ベストなメンバーを招集して戦う必要がある。ワールドカップに向け、新戦力を早めに試しておきたいという思いもありつつも、そんな余裕のある状況ではないだろう。ハリルとしては、いろいろなことを総合的に踏まえたうえで、メンバー選考する必要がある。

厳しい試合は続くし、いろいろと課題はあるにせよ、ワールドカップ出場権獲得まであと一歩のところまできた。そこが最終的なゴールではないにせよ、まずは確実にワールドカップ出場権を獲得してほしい。

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Posted by polestar