西野ジャパンはこうなる?メンバー予想と私的スタメン希望【日本代表】

2018年5月29日日本代表

”西野ジャパン”:予想フォーメーションとメンバー構成

当落線上は、香川、乾、武藤、岡崎、浅野、井手口、三竿あたりか

西野ジャパンが”3-4-2-1”に取り組んでいることが連日報道されている。キープレイヤーである長谷部がクラブと同じポジションでプレーできることはメリットであり、西野ジャパンとしての準備期間が短い中で、守備重視にしやすいと思われるフォーメーションの採用は賢明であるだろう。

青山の離脱により26人となったメンバーにおいて、ここから最低でも3名がワールドカップ行きのメンバーから外れることとなる。過去の実績や直近の練習での布陣を踏まえると、三竿の落選は濃厚である。残り2名については、トップの岡崎武藤、シャドーの香川浅野のいずれか、さらには試合勘に不安が井手口、あたりの可能性が高いだろう。

発表直前に怪我した小林悠やクラブ優先で招集されなかった久保については、23名発表までに怪我人が出たり、コンディションがよほど悪いと判断された選手が出ない限りは、逆転招集の可能性は低いかもしれない。

ポイントは、「シャドーの組合せ」と「ボランチの組合せ」

メンバー構成および戦術を考えるうえでポイントと考えられるのは、シャドー2枚の組合せボランチ2枚の組合せだろう。利き足などを踏まえた左右という考え方もあるが、ここでは選手のタイプで考慮したい。

シャドーについては、”キープできる選手””個人で突破できる選手”という組合せがベストであると考える。今招集されているメンバーをタイプで分けると、以下のようになるか。

”キープ”本田宇佐美香川、(岡崎武藤)
”突破”宇佐美原口浅野

宇佐美については、もともとテクニックは随一のものがあり、キープも突破もできる能力を持っているだろう。本田は、長所であるキープ力を活かしやすいポジションであり、一気にレギュラー濃厚の立ち位置になったかもしれない。試合状況やコンディションによっては、FWの岡崎武藤をシャドーのポジションで起用するアイディアもありうるだろう。香川については、もともと周りとの連携の中で受け手として活きるタイプであり、このポジションでの好パフォーマンスはあまり期待できないかもしれない。コンディションを踏まえても、落選の可能性が現実味を帯びている。

また、ボランチの組合せについては、バランスを考慮して、「パスを散らして組み立てる”攻撃タイプ”」と「守備で激しさを担いボール奪取を狙う”守備タイプ”」の組合せがベストだろう。

”攻撃タイプ”柴崎大島
”守備タイプ”山口井手口三竿、(遠藤)

遠藤がボランチもできるユーティリティ性を持っていることから、井手口三竿ともに落選という可能性もある。ただし、連戦の中でスタミナが重要であり、山口1人で3試合フル出場は厳しい可能性もあるため、井手口はメンバーに含まれることが現実的か。

私的スタメン希望:原口はシャドーのポジションで起用すべき

概ね予想されているスタメンと同一かもしれないが、意識的にチョイスしたポジションは3つ

1つは、右WBには酒井宏樹を起用。原口がこのポジションで起用される可能性もあるとのことだが、本職を考えれば酒井宏樹だろうし、運動量が魅力な原口とはいえ、押し込まれた時の守備は酒井宏樹のほうが対応できるだろう。控えには両サイドできる酒井高徳もいるため、無理してこのポジションで原口を起用する必要はないはずである。また、長谷部を中盤に上げることで4バックに変換できるメリットがあるこのフォーメーションであるが、原口を右WBで起用している場合、原口が右SBになってしまうため、そのオプションも使いにくくなってしまう。オプションとしてあるとすれば、試合途中で攻撃的に行きたい場面や、3試合目で勝利が絶対に必要な場面原口を右WBとして起用することか。あくまでもバランスを考えると酒井宏樹の起用がベストであると思う。

2つ目は、右シャドー原口を起用。左シャドーは宇佐美が優位な状況となっており、もう一方の右シャドーは本田がポジションを勝ち取る可能性もあるが、個人的には原口を推したい。本田がいればボールキープという面では強さが発揮されるかもしれないが、前線からのプレスを考えた場合、宇佐美本田の組合せではプレスの強度がうまくかからないことが予想される。それよりは、運動量豊富な原口を入れることで、プレス強度を保ちつつ、攻撃でも同じクラブでプレーしている2人のコンビネーションに期待できるのではないか。

最後に3つ目として、ボランチ大島を起用。ボランチの1枠は山口が濃厚であり、もう1枠を柴崎大島が競っている状況だろう。柴崎はスペインで大きく成長したかもしれないが、ベストポジションは2列目などのより前目のポジションだろう。ボランチの経験もあるためもちろんプレーできないことはないが、攻守のバランス感覚などにおいては、常にこのポジションでプレーしている大島のほうが期待できるのではないか。もともとの長所である広い視野と効果的なパスのみならず、的確なポジショニングと体使いによるボール奪取もこの1,2年でかなり成長している。怪我さえなければ、ワールドカップでも輝けることが十分に期待できるだろう。

ガーナ戦は、「主力の連携確認」と「当落線上の選手の見極め」になるか

西野ジャパンになって初の試合であり、ワールドカップ行きメンバー発表前の最後の試合。目的は2つ。3-4-2-1での主力を中心に起用した連携確認と、当落線上の選手のコンディション・試合勘の確認になるだろう。

90分の中で、現時点の主力と考えれる選手をスタメンに起用して少なくとも前半45分を戦い、後半開始か60分頃から、見極めが必要な選手を3名ほど入れ替えて戦うような試合になるかもしれない。

この試合の結果と内容は本大会の結果にそのまま直結しないだろう。しかし、本大会直前の監督交代という世紀の愚行により日本代表の人気は地に落ちたと言っても過言でない状況の中、今後に期待を持たせてくれるような内容と結果を示してほしいと思う。