新加入選手の特徴は?~動画編~【アーセナル | 2018夏】
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エメリ初年度のアーセナルの移籍市場での動きは?
GKレノ、CBパパスタソプーロス、SBリヒトシュタイナー、MFトレイラ、MFゲンドゥージという5人の獲得に成功したアーセナル。
懸念されるディフェンスであるが、経験方法なパパスタソプーロスとリヒトシュタイナー、さらに高い守備能力を誇るボランチであるトレイラを獲得し、守備の安定化を図る。チェフの衰えが懸念されるGKにはレノを獲得。さらに、将来性豊かな19歳のボランチであるゲンドゥージの獲得に成功した。
新生アーセナルの移籍情報から新加入選手の特徴、プレシーズンマッチ結果、今季のスカッドと予想フォーメーションまで。
Contents
- 1 エメリ初年度のアーセナルの移籍市場での動きは?
- 2 【加入】リヒトシュタイナー:貴重なベテラン右SB
- 3 【加入】レノ:GK大国ドイツの有望株
- 4 【加入】パパスタソプーロス:対人プレーに優れたギリシャ人CB
- 5 【加入】ゲンドゥージ:ラビオのようなエレガントなボランチ
- 6 【加入】トレイラ:待望の守備力のあるボランチ
- 7 【噂のみ】ソユンク:将来性豊かなCB
- 8 【噂のみ】ヤシン・アドリ:エジルの後継者到来?稀代のテクニシャン
- 9 【噂のみ】エンゾンジ:ヴィエラ2世となりうるボランチ
- 10 【噂のみ】セリ:運動量豊富なパサー
- 11 【噂のみ】ジェルソン・マルティンス:ドリブラー大国ポルトガル産のウイング
- 12 【噂のみ】ウスマン・デンベレ:若さ残る世界最高峰の逸材WG
- 13 着実な補強戦略とエメリによる戦術の再構築によりタイトルも狙えるか?
【加入】リヒトシュタイナー:貴重なベテラン右SB
スイス代表、1984年生まれ(34歳)
右SB、183cm、右利き
ユベントスで計14個のタイトルを獲得し、スイス代表でもキャプテンを務める右SBは、アーセナルの不安定な守備陣に対して、ベテランの豊富な経験値で安定をもたらすだろう。期待されながらも伸び悩んでいるベジェリンにとっても、経験豊富なベテランとポジション争いをすることが成長の起爆剤になるかもしれない。
特別なスピードやピンポイントのクロス精度を持っているわけではないため、プレミアリーグのスピードや激しさにどこまで適応できるかは未知数である。しかしながら、無尽蔵のスタミナで攻守において安定したプレーを発揮できる力は、安定感を欠いてバランスを崩しがちなチームにとって一番重要なピースになるかもしれない。彼がベンチにいるだけでもチームに安心感を与えるだろう。
【加入】レノ:GK大国ドイツの有望株
ドイツ代表(W杯は落選)、1992年生まれ(26歳)
GK、190cm、右利き
26歳ながら、レバークーゼンで150試合以上に出場してきたGK。抜群の身体能力でシュートをストップする。足元の技術も一定のものを持ち合わせている。
【加入】パパスタソプーロス:対人プレーに優れたギリシャ人CB
ギリシャ代表、1988年生まれ(29歳)
CB・(SB)、186cm、右利き
ミスリンタートのコネクションにより、ドルトムントから経験豊富なCBを獲得することが濃厚となっている。対人プレーに強く、優れたカバーリング能力を持つ。冬に加入した同じギリシャ人のマヴロパノスがわずかなプレー時間でも強烈なインパクトを残したこともあり、同じギリシャ人CBの活躍には非常に期待を感じさせてくれるだろう。
【加入】ゲンドゥージ:ラビオのようなエレガントなボランチ
フランスU-20代表、1999年生まれ(19歳)
ボランチ、185cm、右利き
長身でボールタッチが柔らかく、展開力のあるボランチ。見た目含め、同じフランスのラビオに似た雰囲気を持つか。若いテクニカルな中盤の選手を1人獲得したい意図があったのか、ヤシン・アドリの獲得失敗後に噂が急浮上して、一気に獲得決定。アーセナルの中盤には、ナイルズを筆頭に、スミス・ロウやウィロックなど、ポテンシャルの高い若手が多くいるが、どこまで活躍できるだろうか。
【加入】トレイラ:待望の守備力のあるボランチ
ウルグアイ代表、1996年生まれ(22歳)
ボランチ、168cm、右利き
小柄ながらも俊敏性と激しいタックルでボールを奪うことを得意とし、攻撃では精度の高いロングパスで展開力を発揮する。その高いキック精度から、セットプレーのキッカーを務めることもできる。左利きのジャカと右利きのトレイラがボランチで並び立てば、ピッチを幅広く使った展開が良い一層期待でき、懸念であった中盤の守備力も強化されるだろう。
【噂のみ】ソユンク:将来性豊かなCB
トルコ代表、1996年生まれ(22歳)
CB、187cm、右利き
パパスタソプーロスと合わせて獲得が噂されるCB。22歳という年齢ながら、昨季ブンデスリーガで24試合に出場しており、187㎝の長身を生かした空中戦の強さと足元の上手さももつ。将来性を含めた獲得になりそうであるが、スタメンを張ってもおかしくない逸材だろう。
※レスターへの移籍が決定
【噂のみ】ヤシン・アドリ:エジルの後継者到来?稀代のテクニシャン
フランスU-18代表、2000年生まれ(17歳)
攻撃的MF、186cm、右利き
抜群のボールコントロールを持ち、ピッチの中央でも敵を簡単にかわすことができ、視野の広さも兼ね備えてピンポイントのスルーパスを通すこともできる。まだ17歳でありながら、昨シーズンのPSGですでにトップチームデビューしており、恩師エメリのもとで、アーセナルでも一定のプレー機会を得られるかもしれない。アーセナルの下部組織には有望株が多く待ち構えており、さらにはトップチームには絶対的存在であるエジルが中盤に君臨するものの、アドリは自身のポテンシャルを最大限に発揮することができるだろうか。※PSGとの契約延長が決定
【噂のみ】エンゾンジ:ヴィエラ2世となりうるボランチ
フランス代表、1988年生まれ(29歳)
ボランチ、196cm、右利き
昨シーズンの夏・冬に続いて獲得を狙う大型ボランチ。元セビージャのエメリが監督に就任したことで、より一層獲得の可能性が高まった。恵まれた体格を生かした守備や空中戦の強さのみならず、パスで試合を組み立てる能力も優れている。エメリが”身長の高いボランチ”を求めているとも言われており、間違いなく適任であるだろう。
【噂のみ】セリ:運動量豊富なパサー
コートジボワール代表、1991年生まれ(26歳)
MF、168cm、右利き
昨夏に続いて獲得を狙うMF。昨夏にバルセロナへの移籍が濃厚であったものの、ニースに残留。豊富な運動量とパスセンスで攻撃にアクセントを加えることができる選手。俊敏性と的確なボールコントロールで中央の狭いスペースでも特徴を示すことができる。ジャカのロングパスが1つの起点となっているアーセナルにおいて、どのような化学反応を見せるか楽しみである。※フルハムへの移籍が決定
【噂のみ】ジェルソン・マルティンス:ドリブラー大国ポルトガル産のウイング
ポルトガル代表、1995年生まれ(23歳)
ウイング、173cm、右利き
ロシアワールドカップのポルトガル代表にも選ばれたウイング。主に右ウイングでプレーし、巧みなドリブルスキルとスピードでDFを抜き去ることができるポルトガルらしい選手。どちらかというパサータイプが多いアーセナルの二列目において、縦に突破できる選手は攻撃のバリエーションをもたらしてくれるだろう。※アトレティコ・マドリーへの移籍が決定
【噂のみ】ウスマン・デンベレ:若さ残る世界最高峰の逸材WG
フランス代表、1997年生まれ(21歳)
ウイング、177cm、左利き
抜群のスピードとテクニックによるドリブル突破を得意とするウインガー。ドルトムントで驚異の活躍を見せたのちに昨夏にバルセロナへ移籍。怪我もあり、リーガでは本来のパフォーマンスを出し切っていないものの、その才能に疑いの余地はない。
着実な補強戦略とエメリによる戦術の再構築によりタイトルも狙えるか?
かつてないスムーズな補強が進んでいるように見える今夏のアーセナル。これまでヴェンゲルが好んで起用し続けた多くの選手を昨季に放出し、まさしくチームが生まれ変わろうとしている。前線の攻撃ユニットは一流であり、崩壊し続けている守備戦術が整えば、タイトル争いに絡むことも不可能ではないだろう。
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新生アーセナルの移籍情報から新加入選手の特徴、プレシーズンマッチ結果、今季のスカッドと予想フォーメーションまで。