新生アーセナルの2018/19シーズンの布陣はこうなる?

2018年7月16日プレミアリーグ

エメリ新監督のもとでスタートする2018/19シーズンのアーセナル

ついにエメリ新監督のもとでスタートする2018/19シーズンの新生アーセナル。補強も順調に進んでいる中、気になるスカッドを予想してみたい

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2018/19シーズンのアーセナルのスカッド予想

未確定の選手も含めてリストアップしてみると以下のようになる。エメリが採用するフォーメーションがわからないが、いったん4‐2‐3-1であてはめてみた。

アーセナル 2018/2019シーズン スカッド予想

アーセナルのHG,非HG,U-21選手一覧

ここで、ホームグロウン含め、プレミアリーグのスカッドの規定を確認する。(以下は昨夏のプレミアリーグ公式の記事)

非HGは17名が上限。スカッド全体は25名。21歳以下は25名のスカッドに関係なく追加できる。

After the closing of the summer transfer window each PremierLeague club had until 4pm BST on 1 September to submit a squad list containing no more than 17 players who do not fulfil the “Home Grown Player” (HGP) criteria.

The rest of the squad, up to a total of 25 players, must be Home Grown.

Under-21 players are eligible over and above the limit of 25 players per squad.

https://www.premierleague.com/news/465277

 

アーセナルの現有メンバーのHG非HGU-21を整理すると以下のようになる。

●HG

スカッド入り濃厚:計6名
FW:ウェルベック
MF:ラムジー、イウォビ
DF:ベジェリン、チェンバース、ホールディング

その他候補
DFジェンキンソン、GKマルティネス、GKメイシー
※ナイルズ、ネルソン、エンケティアらは、”HG”かつ”U-21”のため、U-21としてカウント

チェンバレン、ギブス、コクラン、ウォルコット、ウィルシャーという”ヴェンゲル・チルドレン”とも呼べるHGの選手たちを次々と放出したことが影響し、HGの選手はあまり多くない状態である。HGの選手が少ないとスカッド全体が薄くなるため、HGの選手が放出される可能性は低いと考えられる。

●非HG(上限17名)

スカッド入り濃厚:計14名
FW(2名):オーバメヤン、ラカゼット
MF(5名):エジル、ムヒタリアン、ジャカ、トレイラ、エルネニー
DF(5名):コシェルニー、パパスタソプーロス、モンレアル、コラシナツ、リヒトシュタイナー
GK(2名):チェフ、レノ

残留微妙
FW:ルーカス・ペレス、キャンベル
DF:ムスタフィ
GK:オスピナ

ルーカス・ペレスについては、エメリが見極めるという情報があり、プレシーズンのパフォーマンス次第ではスカッド入りを果たすだろう。

キャンベルについては、スカッド入りの可能性は極めて低いと考えられる。

ムスタフィについては、パパスタソプーロス以外のCBをさらに獲得するかどうか次第であると考えられる。コシェルニーが長期離脱で冬まで不在であることを考えると、残したほうがよいと思うが。まだ26歳であり、新監督のもとでパフォーマンスを取り戻す可能性は十分にあるだろう。

レノを獲得したことでチェフの放出の可能性もゼロではないが、背番号を1に変更したこと、ナポリの誘いを断ったという情報があることから、チェフは残留濃厚と考える。チェフが残留する以上、オスピナは第3GKになってしまう可能性があり、さすがに移籍してしまう可能性が高いか。その場合、第3GKには、HGでもあるマルティネスメイシーが入るだろう。

上記メンバーで17名の枠が埋まるかは微妙であり、さらに選手を1,2名獲得する可能性も十分に考えられる。特に攻撃的なポジションでアクセントとなる選手を狙うのではないだろうか。

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●U-21 有力選手

FW:エンケティア
MF:ナイルズゲンドゥージ、ネルソン、ウィロック、アデレード
DF:マヴロパノス

ナイルズマヴロパノスはU-21のため25名の枠としてカウントされないが、実質トップチームメンバーであると考えられる。その他メンバーは、ヨーロッパリーグやカップ戦の試合で起用される可能性は十分にあるだろう。新加入の19歳ゲンドゥージも背番号29を与えられていることから、ある程度トップチームでの出場機会を見込まれているのかもしれない。

新生アーセナルの予想スタメンはこうなる?

アーセナル 2018/2019シーズン 予想スタメン

フォーメーションは4-2-3-1。メンバーはそのままで4-3-3も可能であると思われる。

トップにはオーバメヤンを起用。昨季終盤にオーバメヤンが左サイドに入ってラカゼットと共存する試合があり、実現すれば魅力的であるものの、エメリはオーバメヤンをトップで起用したい模様。ラカゼットのベンチはもったいないが、逆に言うと充実の選手層とも言える。

中盤のメンバーはこの5人でかなり堅いのではないか。新10番のエジルはもちろんトップ下。エメリはラムジーを評価しており、トレイラが加入することから、2列目での起用が濃厚か。ジャカトレイラがどのように共存するかが非常に注目である。攻撃面では、ジャカは低めに位置したほうが自慢のロングパスを活かしやすく、トレイラは機動力があるため前に出るプレーも可能だろう。一方、守備面を踏まえると、トレイラのほうが明らかに守備力が高く、トレイラを低めに置いておいたほうが守備は安定すると考えられる。

DFラインは、右からベジェリンパパスタソプーロスマヴロパノスモンレアル。右SBは、ベジェリンリヒトシュタイナーで特徴が異なるため、それぞれ出場機会があるのではないか。個人的には、ベジェリンリヒトシュタイナーに刺激されて再び輝く姿が見たいものである。CBは新加入のパパスタソプーロスと昨冬加入のマヴロパノスパパスタソプーロスは即戦力として獲得しており、スタメンはほぼ間違いない。もう1人は個人的にはマヴロパノスに期待したい。昨季終盤に数試合出場した際のパフォーマンスは非常に期待させるものであり、守備での力強さとビルドアップでも貢献できそうな安定感は、スタメンを確保してもおかしくないポテンシャルを感じさせた。パパスタソプーロスとともにギリシャ人コンビとなる点も連携を深めるうえでプラスに働くだろう。左SBはモンレアルコラシナツにも期待したいものの、モンレアルの安定感は別格であり、得点力まで発揮しようものなら、まだまだこの選手に期待せざるを得ないだろう。

GKは、新加入のレノ。徐々にチェフにもミスが目立つようになっており、控えGKとしてレノを支えてもらうのがチームとしてはベストか。新加入のレノがプレミアリーグでどれほどのパフォーマンスを発揮するか注目である。

戦術、メンバー構成、すべてが楽しみな2018/19シーズン

ヴェンゲルの長期政権後の新監督となるエメリがどのような采配を振るうのか、非常に注目となる新シーズン。補強もかつてないほど順調であるものの、新監督のもとでチームを再構築するのは容易ではないだろう。ましてや、プレミアリーグの他のビッグクラブたちもこれから補強を進めて戦力アップし、戦術的にもより一層レベルの高いチームを作り上げていくはずだからである。

補強ポイントであるポジションに的確に補強を進めているおかげで、スカッドとしてはライバルチームたちと比べても大きく引けを取らないはずである。ヨーロッパリーグ枠まで低迷したアーセナルが、新たなスタートを切って巻き返しを図ることを期待したい。

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