超新星スミス・ロウが輝く!!アーセナル 対 アトレティコ・マドリー レビュー【ICC2018】

2018年7月27日プレミアリーグ

昨季ELのリベンジなるか?ICC アトレティコ・マドリー戦!

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試合結果

2018/07/26 プレシーズンマッチ ICC

アーセナル 1-1 アトレティコ・マドリー
41分 ビエット
47分 スミス・ロウ

 PK戦 1-3

アーセナル 2018 プレシーズン ICC アトレティコ・マドリー

4-3-3を採用し、多くの主力を起用する中、若手のネルソンスミス・ロウゲンドゥージもスタメン起用。注目のFWは、ラカゼットがトップで、オーバメヤンが左ワイドに位置する布陣となった。

中盤はゲンドゥージが常に下がり目でゲームメイクし、ラムジースミス・ロウが時間帯によって高めのポジションでプレーしており、4-2-3-1ラムジースミス・ロウが入れ替わりでトップ下を務めていたとも捉えることができる。

主力の多さとコンディションの良さでアトレティコ相手に常に試合を優位に進めた前半のアーセナル。しかし、アトレティコ自慢の4‐4-2の堅牢なブロックの前になかなか崩しきることができずにいると、41分に高速クロスにビエットが頭で合わせてアトレティコに先制を許して前半を折り返す

後半開始早々、左サイドで複数の選手が絡んでテンポの良いパス交換で崩しを図ると、スミス・ロウオーバメヤンのパスのこぼれ球を拾ってそのままバイタルエリアに仕掛け、最後は滑り込みながらも見事なシュートをゴールネットに突き刺してアーセナルが追い付いた

アーセナル 2018 プレシーズン ICC アトレティコ・マドリー

62分に一挙8人を交代ゲンドゥージコラシナツのみそのままプレー。フォーメーションも3-4‐2-1に変更。右WBには、若いオセイ=トゥトゥを起用した。

DFラインをかなり高くしアトレティコへのプレッシャーを強めるものの、成熟度はそれほど高くなく、終盤はアトレティコに押し込まれる場面が続いた。

そのまま同点で後半が終了。PK戦では、アーセナルが3人のうちナイルズ1人しか決められず、敗戦となった。

輝きを放った17歳の超新星、スミス・ロウ

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ボアハムウッド戦に続きスタメン起用された17歳のスミス・ロウ。この日はラムジーと同時起用されたことで、中盤でうまくバランスを取りながらポジショニングを取りつつも、常に前を向くプレーを意識していた。

狭いスペースでも柔らかいタッチで前を向き、常にゴールに近づくプレーをチョイスし、中央でもドリブル突破を見せた。ボールをほとんど取られず、まるでウィルシャーを彷彿とさせるパフォーマンスを発揮。ゴールだけでなくプレー全体を通して、MOM級の活躍と言っても過言ではないだろう。まだ17歳ながら、アーセナルの将来を担う逸材は、このままトップチームでシーズンインする可能性もありうるかもしれない。

テンポの良いパスワークでゲームメイクした、ゲンドゥージ

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ボアハムウッド戦ではわずかな出場時間であったゲンドゥージであるが、この日はボランチでスタメン出場。常に下がり目で頻繁にフリーとなるスペースに顔を出し、ボールを持つとミドルレンジの浮き球パスなどを駆使しつつ、左右にテンポよくパスを配球して、アーセナルの攻撃のリズムを作り出した。エルネニーとタイプが似てると言えるだろう。

守備ではまだ軽さが感じられ、今後の課題が残るものの、ELなどを中心に、トップチームでも十分に出場機会が与えられる見込みではないだろうか。

 

4バックだけでなく3バックも試したエメリ

前半は4-3-3、後半途中からは3-4-2-1を採用したエメリ。1つのフォーメーションに限定しない監督であると思われていたものの、3バックを採用したのは驚きであった。前線の豊富なタレントCB・WBの選手層を踏まえると、3-4-2-1の優先度はそれほど高くないとは思えるものの、スカッドの状況や対戦相手によっては、オプションの1つとして採用していきたいと考えているのかもしれない。

この日は、序盤は前からのプレッシャーを強め、メンバー交代した終盤はかなりのハイラインを見せるなど、守備の戦術で明らかに変化を加えようとしているのが伺えた。これこそがヴェンゲル時代に足りなかったものであり、守備の成熟を高めていくことで、アーセナルはよりタイトルを狙えるチームに近づくことができるだろう。

次はパリ・サンジェルマン戦!エジル登場なるか?

合流直後であるためこの日はベンチ外となったエジルであるが、次のPSG戦では出場機会があるだろう。プレシーズンのこの2試合で4-3-34-4-23-4-2-1を採用したエメリであるが、”新10番”であるエジルがまだプレーしていないため、メインのフォーメーションがどうなるかはこれからの注目ポイントとなるだろう。

オーバメヤンラカゼットの共存含め、前線の構成がどのようになるか、非常に楽しみである。

■7月28日(土) プレシーズンマッチ ICC
20:35 アーセナル vs パリ・サンジェルマン