PK戦でビッグロンドンダービーを制す!アーセナル 対 チェルシー レビュー【ICC2018】

2018年8月2日プレミアリーグ

新監督同士で迎えたビッグロンドンダービー

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試合結果

2018/08/01 プレシーズンマッチ ICC

アーセナル 1-1 チェルシー

5分 リュディガー

93分 ラカゼット

 PK戦 6-5

アーセナル 2018 プレシーズン ICC チェルシー

ラムジーが試合直前に負傷し、代わってスミス・ロウがスタメンに名を連ねた。ゲンドゥージも引き続きスタメン起用。現状のほぼベストメンバーの布陣で臨んだアーセナル。

サッリ新監督率いるチェルシー4-3-3の布陣。新加入のジョルジーニョはアンカーを務める。17歳のハドソン・オドイを起用しつつ、その他のメンバーはこちらもほぼベストメンバーとなった。

前半は序盤からチェルシーがペースを握ると、コーナーキックからリュディガーが決めて、チェルシーが先制。チェルシーは巧みなボール回しで試合を優位に進めつつ、左サイドのハドソン・オドイのスピードを活かして攻め立てると、14分にベジェリンハドソン・オドイを倒してPK献上。しかし、このPKをモラタが蹴るも、チェフがセーブし、追加点を許さない。

チェルシーの組織力にアーセナルはなかなかチャンスを作れず、スミス・ロウも中央のスペースでなかなかボールにタッチできずに苦しむ。前半は、チェルシーが再三チャンスを作りつつも、1点差で折り返した。

アーセナル 2018 プレシーズン ICC チェルシー

後半もチェルシーペースで進む中、63分にスミス・ロウに代えて、イウォビを投入。2列目は流動的ながらも、エジルが中央にポジションを取り始める。

エジルムヒタリアンを中心に徐々に攻撃の形を作り始めると、72分にラカゼット投入後、ラカゼットが惜しいシュートシーンを何度か作り出す。試合終盤に一気に攻め立てたアーセナルは、後半ロスタイムの93分、エジルのフェイントからのパスで抜け出したネルソンの鋭いクロスにラカゼットが合わせて、土壇場で同点に追い付く。

同点で後半が終了し、PK戦へ突入。両チームが次々とゴールを決めていく中、チェルシーの6人目のロフタス=チークのシュートをチェフが止めると、アーセナルは6人目のイウォビがしっかりと決めて、アーセナルが勝利を掴んだ

 

チェルシー相手でも積極的にプレーしたゲンドゥージ

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ICC3試合で全試合スタメン出場となったゲンドゥージ。この試合でも、ほぼベストメンバーに近いチェルシー相手に、積極的にボールに絡み、ビルドアップでボールを受けると、常に前を向くプレーを意識し、攻撃の起点となろうとした。

ジャカトレイラが合流したばかりであり、ゲンドゥージの開幕戦スタメンの可能性も出てきたと言えるだろう。

深刻な両サイドバックのパフォーマンス

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モンレアルリヒトシュタイナーが合流直後であったため、この試合でもスタメン起用されたベジェリンコラシナツ。しかし、このプレシーズン通して両選手のパフォーマンスは低調と言わざるを得ず、この試合でもそれは変わらず。

ベジェリンは何度もハドソン・オドイにスピードで負けて裏のスペースへの突破を許し、攻撃ではアロンソの裏を取る場面は何度かあったものの、課題であるクロスの精度が相変わらずであるため、チャンスには繋げられず。終盤に代わって入ったチェンバースのほうが攻撃含めてもまずまずのパフォーマンスを発揮したことからも、ベジェリンはかなりの危機感を持ってプレーする必要があるだろう。

左SBのコラシナツについては、攻撃ではオーバーラップでゴール前で絡むシーンはあったものの、ビルドアップでは効果的な動きをできず、全体的に満足いくパフォーマンスとは言えないだろう。さらに負傷交代したこともあり、モンレアルのコンディションが整えば、レギュラーポジションはモンレアルになることが有力と言える。

最後のプレシーズンマッチとなるラツィオ戦でモンレアルリヒトシュタイナーは試されるはずであり、コンディションに問題無ければ、開幕戦のシティ戦では、このベテラン2人がスタメンに名を連ねる可能性が高いかもしれない。もしくは、新加入のリヒトシュタイナーの連携面が懸念される場合は、守備重視の意味も含めて、チェンバースが右SBでスタメンとなる可能性もあるだろう。

 

最後のプレシーズンマッチとなるラツィオ戦

ICCの3試合を終えたアーセナル。プレシーズンマッチを通して、スミス・ロウゲンドゥージらの若手選手が好パフォーマンスを発揮したというプラス材料はあるものの、レギュラークラスのパフォーマンス戦術の浸透度ではまだまだこれからといったところだろう。開幕で対戦するシティはワールドカップ組が主力の大部分を占めているため、開幕戦にベストメンバーが揃う見込みは少ないと考えられる。アーセナルとしては、チーム全体としてのコンディションの優位性を活かして、是非ともライバル撃破で新シーズンをスタートしたいものである。そのためにも、ラツィオ戦でより完成度の高いパフォーマンスを発揮してくれることを期待したい。

■8月5日(日)
3:00 アーセナル vs ラツィオ
※Arsenal Playerで配信予定