完勝でプレシーズンラストを飾る!アーセナル 対 ラツィオ レビュー【2018プレシーズンマッチ】

2018年8月5日プレミアリーグ

開幕前最後のプレシーズンマッチとなったラツィオ戦

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試合結果

2018/08/04 プレシーズンマッチ

アーセナル 2-0 ラツィオ

18分 ネルソン

64分 オーバメヤン

ラツィオ戦ハイライト動画:https://player.arsenal.com/video/lazio-n-highlights

ラツィオ戦前半フル動画:https://player.arsenal.com/video/lazio-n-1st-half

ラツィオ戦後半フル動画:https://player.arsenal.com/video/lazio-n-2nd-half

アーセナル ラツィオ プレシーズン 2018/2019

4-4-2でスタート。休暇を終えてチームに合流したジャカトレイラリヒトシュタイナーがスタメンに名を連ねた。新加入のトレイラリヒトシュタイナーはこれがアーセナルデビューとなる。コラシナツが負傷離脱した左SBにはナイルズ

主力とサブと若手と新加入選手が交じりながらも、4‐4-2で組織的な動きを見せるアーセナル。主に右サイドを起点とする攻撃でゲームを支配する。すると18分、連動した動きでバイタルエリアでフリーになったネルソンチェンバースから鋭いパスが渡ると、ネルソンはCBを引き付けつつ左サイドを上がったイウォビにパス。イウォビのシュートは右ポストに弾かれるものの、詰めていたネルソンが押し込んでアーセナルが先制に成功する。

その後もアーセナルが試合を優位に進め、1点リードして前半を折り返す。

アーセナル ラツィオ プレシーズン 2018/2019

後半開始、エンケティアネルソンに代えて、オーバメヤンゲンドゥージを投入。フォーメーションを4-3-3に変更し、中盤はボランチを本職とする3人が並ぶ形に。

ゲンドゥージがいつも通り低めでビルドアップの起点となり、その前でジャカトレイラがバランスを取る形に。しかし、初めて試す形であり、合流直後の選手たちもいたため、攻守ともに完成度は低く、機能していない時間帯となった。

アーセナル ラツィオ プレシーズン 2018/2019

62分、エジルムヒタリアンエルネニーベジェリンを投入。フォーメーションを4-2-3-1に変更し、前線はおなじみの4枚が並ぶ形に。ムヒタリアンが自由に動き、ビルドアップをフォローする動きなどを見せ、チームの動きを活性化させる。エジルは下がらずに前線のフリーなスペースに顔を出して、最終局面での崩しを狙う。

64分、エルネニームヒタリアンラカゼットとダイレクトにつながったパスを受けて中央をドリブルで一気に突いてPAに進入すると、DFと競り合いながらもこぼれ球をラカゼットオーバメヤンにパス。オーバメヤンが混戦の中で狙いすましたシュートがゴール右隅に突き刺さり、アーセナルが追加点を挙げる。

アーセナル ラツィオ プレシーズン 2018/2019

77分、スミス・ロウパパスタソプーロスマヴロパノスのギリシャ人CB2人を投入。スミス・ロウはトップ下に入り、エジルは右サイドに開く。試合はそのままアーセナルが優位に進め、2-0の完勝で最後のプレシーズンマッチを追えた。

 

ついにデビューを果たしたトレイラとリヒトシュタイナー

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ついに待望のトレイラリヒトシュタイナーがデビューを果たした。アーセナルで初出場ながらも2人とも落ち着いたプレーを見せた。レギュラー組が多くなかった時間帯での起用となったものの、特にリヒトシュタイナーはベテランらしい豊富な経験を活かして、攻守で安定感のあるプレーを見せていた。プレシーズン通してベジェリンが低調なパフォーマンスであったことを踏まえると、リヒトシュタイナーがスタメンを確保するのは時間の問題であると思われる。

トレイラに関しては、4‐4-2や4-3-3でプレーした中で、コンビを組むボランチとの連携面など、まだまだこれから向上させる必要はあるが、ビルドアップ時に冷静に的確なパスを展開するなどしており、ポテンシャルは間違いないと言えるだろう。インテンシティーの高い試合ではなかったため、持ち味のアグレッシブな守備を見せるシーンもほとんど無かったが、今後のお楽しみとして取っておきたい。合流が遅かったこともあり、少しずつコンディションを上げつつ、シーズン序盤は途中出場などでプレミアリーグの強度に少しずつ順応していくことになるだろうか。

4-4-2、4-3-3、4-2-3-1を使い分けたエメリ

最後のプレシーズンマッチで3つのシステムを使い分けたエメリ監督。スタートで採用した4-4-2については、ボアハムウッド戦の後半に続いての採用となったが、いずれもレギュラー組が少ない布陣でのテストであったため、どこまで優先順位が高いかは未知数である。しかし、メンバーが混合組であったにも関わらず、一定の組織力を発揮していたといえるため、徐々にオプションとして確立していくためにトレーニング中であると思われる。

そして後半には、3CHのような形の4-3-3を採用。これまでもラムジースミス・ロウが出場した際に、逆三角形でIH2枚の4-3-3は試しているように見えたが、3枚がより近い距離で並ぶ布陣は初めてであったと言えるだろう。ジャカトレイラというレギュラークラスのボランチ2枚がチームに合流したことで、エメリの構想の1つとして考えていたものをここにきて試したのかもしれない。しかし、あまり機能していたとはいえず、これから徐々に成熟させていく必要があるだろう。豊富なボランチ陣を活かすオプションであり、確立すればバランスの取れた布陣となるはずである。

整備されつつあるビルドアップ

ヴェンゲル時代の終盤には、守備戦術と並んで最大の課題であったビルドアップ。このプレシーズンを通して徐々にビルドアップが整備されていくのが垣間見えている。

この試合でも、もはや欧州サッカーのトレンドともいえる両CBがサイドに開く形をとって起点を作り、ボランチやSBと連動してGKからパスをつないで徐々に前進する動きを見せた。GKから前線へのロングボールを使ったシーンはほとんどなく、つないでいくビルドアップを意図的に試していたことが伺えた。エメリによる改革が徐々に進んでいることを表していると言えるだろう。

 

ついに1週間後に開幕のシティ戦を迎える

すべてのプレシーズンマッチを終え、ついにシーズン開幕戦を1週間後に控えるアーセナル。ワールドカップ組の合流の遅れやコラシナツの離脱などはあったものの、エメリによるチーム構築は着々と進んでおり、先に合流している主力組のコンディションも整いつつあると言えるだろう。

開幕はいきなり、昨季王者のマンチェスター・シティと対するビッグマッチとなるが、主力の多くが合流まもないマンチェスター・シティと比べると、明らかにチーム全体のコンディションはアーセナルが有利である。勝ち点3をつかみ取って新生アーセナルのスタートダッシュを決めることができる可能性は十分にあるだろう。

アーセナルの新しい歴史が最高のスタートで始まることを期待したい。

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